概要
ハク・ラヴェリオとは小説家になろうで連載中の小説「絶対に働きたくないダンジョンマスターが惰眠をむさぼるまで」の登場キャラクター。ロクコの姉。
見た目は白い髪の美女。だが彼女もまたダンジョンコアの1つ。
第89番ダンジョンコアと呼ばれる第一ロットの1人であり、DP保有量ランキングではトップ10に入る実力者。
しかしダンジョンコアの間では『裏切り者』と呼ばれる存在(ダンジョンコアの父は帝王派として認識している)。ロクコの無能経営の原因。
一般には《ラヴェリオ帝国》の始祖であり、《冒険者ギルド》のグランドマスターであり、本人もダンジョン狩りを行うAランク冒険者『白翼の女神』と呼ばれる不老の天上人(またはハイエルフ)。つまり彼女は同族狩りを行なっている。
人物
表向きはラヴェリオ帝国の実権を握る不老の天上人。その実態は数百年の歴史を持つ老舗巨大ダンジョン《白の迷宮》のダンジョンコア。
同じ人型のダンジョンコアであるロクコのことを溺愛しており、まさに目に入れても痛くないレベル。
そのため彼女を守ろうとロクコには無能経営を教えて育たないようにして、人間側には珍しい出現したばかりのダンジョンという学術的価値があるギルドに管理されている危険のないダンジョンだから壊すなと命じた。
山賊に占拠された時もすぐにでも助けたかったが、今までロクコを目立たなくしてたことが裏目に出てしまい下手に動くと目立ってしまうため自然に助けれるまでに時間が掛かった。
ダンジョンマスターの権限である『ダンジョンコアへの絶対命令権』によって狂わされた昔の経験から、ロクコのマスターになったケーマへの風当たりが強い。
その昔、自身のダンジョンマスター兼元旦那であるリオン・ラヴェリオから『少しずつ俺のことを好きになってくれ』や『結婚してくれ』と言われ、リオンが死ぬその時までその命令(?)に従っていた事を今でも悔やんでおり恨んでいる。リオンから自身に付けられた名前も髪が白いからと付けられて「センスがない」と怒っていた。
しかしダンジョンバトル後に、ケーマから89番もハクと読むことを知り、怪訝も少し薄れ、ロクコにハクと呼ばせるようになる。(ダンジョンコア的には自身の数字を崩さないのが大事らしい)
能力・スキル
ダンジョンコア
600年稼ぎ続けた保有DPはまさに桁違い。ぱっと見把握できないレベルのトップランカー。
帝国という巨大な人間牧場とその下に広がる工夫を凝らした《白の迷宮》、強化を重ねた強力な配下と数百年重ねた研究と研鑽による知識、蓄えた財と宝具と魔道具、その全てが彼女の力。
ダンジョンコアの間では裏切り者とも呼ばれているが、彼女の派閥もあるらしい。国内のダンジョンは大体そうらしい。
公権力
帝国では始祖様とも呼ばれており帝王より偉い立場。不老の長命種と言われている。
冒険者ギルドの元締めでもあり冒険者らからは神として信仰されてもいる。
つまり彼女は人間側の文化や常識、教養を弄れる立場であり、ダンジョンの利益のために人間にダンジョンの情報を与えている。ダンジョンにとって都合がいい情報も交えて。
本来であれば光神の手先である勇者すら彼女の手駒。
魔剣コレクション
彼女の個人的趣味を兼ねた戦力。本人がよく使うのは魔法【ファイアーウォール】が出せる白槍。
騎士団に配布できるくらい溜め込まれているらしい。