概要
ロクコ・ラビリスハートとは小説家になろうで連載中の小説「絶対に働きたくないダンジョンマスターが惰眠をむさぼるまでのヒロイン。増田桂馬のパートナーであるダンジョンコア。好物は菓子パン。
金髪碧眼の女の子の姿をとっているが、本体は丸いボール状の石こと第695番ダンジョンコア。後に「父」からの認可によりロクコ・ラビリスハートも正式名称となった。
人間社会一般にはハク・ラヴェリオの妹でありダンジョン《欲望の洞窟》前にある宿《踊る人形亭》のオーナー兼、ケーマの懇意の雇い主として認知されている。対外的身分として書籍版では《白の試練》戦終了後にGランク冒険者としての身分を得ている。web版ではロクコがラヴェリオ帝国に行く時にハクがBランクの冒険伯の身分を用意した。
書籍版では諸般の事情からか、WEB版では幼女の姿からロリ巨乳の姿へと改められた。尚この体系の維持には、1日あたり10DP消費が必要となるためにDP節約の為、幼女形態になる事になった。
人物
- ツィーア山のダンジョン《ただの洞窟》を1人で10年程運営していたが、一部屋しかないそのダンジョンを山賊オーヴェ一味に占拠されたことで追い詰められる。起死回生を掛け1000DPガチャを回してモンスター召喚したが出てきたのは変な人間ケーマ。ケーマの名字『増田』を『マスター』と誤認し発言した事によりシステムがケーマをダンジョンマスターに据えてしまう。
- 最初こそポンコツなダンジョン経営者だったが、ケーマの召喚を契機として『欲望の洞窟』も大きく躍進、ケーマの働きを間近で見てきた所為か、徐々にケーマの考えを汲み取ったり、彼同様に策略を考えることができるようになって成長していく。
- トップランカーかつ『裏切り者派閥』の頭目格のハクこと89番コアからは、同じ人型コアであることから溺愛されており、妹として目をかけられている。
- DP保有量ランキングでは実質最下位だったが、ハクとの距離感が災いし悪目立ち。友達は少なかった。しかしダンジョン経営が軌道に乗り、保有DPが同期の600番台から一気に抜き出ることになり注目を浴び、徐々にコア間での付き合いが増え始めた。仲間やコアとのコミュニケーションを積極的に行った結果、情報に遅れのあるケーマを困惑させている。
能力・スキル
- ダンジョンコア
- ダンジョン機能を全て使える。最近は強化の項目も増え、ちょっと舞い上がり気味。DPについては感覚で分かるところもあり、宝物をDPに変換する前にある程度価値が分かる等、元人間のケーマとは違う部分。
- 幸運(?)
- 豪運の持ち主で、1000DPガチャでケーマを魔物召喚したのもそうだが、ガチャをするたびに当たり(上位)の確立が5割以上といっても良い成果を叩き出している。却ってハズレアイテムのタワシで喜ぶほどの豪運。あぶく銭的にDPが稼げたら大体ガチャ回すのが《欲望の洞窟》のお約束。
- 日本語
- ダンジョンポイントを使って魔法のスクロールを購入&使用で覚えた。地球の漫画等を楽しむなど娯楽方面に活用している模様。たまにそれで覚えた文化でケーマを困惑させる。
- ゴーレム操作・群体操作
- 自身のダンジョン運営にて磨き上げた操作能力。数々の侵入者との戦いとダンジョンバトルの経験が彼女の中で生きている。
配下(ペット)
- フェニ
- 青い不死鳥。ロクコが引いた1万DPガチャの大当たりの卵から産まれた、幻影のような炎で燃え続ける鳥。魔力のかたまりのような存在で死んでも元に戻る。
- 現状ではあまりモンスターとしては強くないらしく基本的にロクコのペット。一応ダンジョン《火焔窟》に続く道の途中に「溶岩と飛び石」の通路があり、そこに住んでいる。溶岩の中に潜み、侵入者が来たら溶岩へ突き落とすのが役目。ご近所のレッドドラゴン宅でよく遊んでいる。卵の時期にあんまりな方法で酷使したケーマをことのほか嫌っている。