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魔術学院を首席で卒業した俺が

まじゅつがくいんをしゅせきでそつぎょうしたおれが

『魔術学院を首席で卒業した俺が冒険者を始めるのはそんなにおかしいだろうか』とは、いかぽん作のWEB小説。
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概要編集

『魔術学院を首席で卒業した俺が冒険者を始めるのはそんなにおかしいだろうか』とは、いかぽん氏作のWEB小説

小説家になろうにて2017年10月~2019年3月まで連載された後、カクヨムでも2021年10月~2022年3月にかけて配信された。


2018年5月にはファミ通文庫からライトノベルとして書籍化されることを発表。

同年6月30日に第1巻が刊行。全4巻。

イラストは『戦闘員、派遣します!』でも知られるカカオ・ランタン氏が担当。

有馬明香氏作画によるコミカライズ版がComicWalkerにて連載されている。既刊は11巻。


タイトルが長くてタグに使えないが公式略称が存在しないため、暫定的に「魔術学院を首席で卒業した俺が」がタグに使われている。


原作とコミカライズの違い編集

原作では良くも悪くも男性向けの側面が強く、女性キャラのサービスシーンや主人公を巡ってのハーレム展開、ムッツリスケベ気味な主人公の独白などが描かれているが、それらの要素はコミカライズで廃されており、主人公の独白が減って客観的な朴念仁として描かれ、パーティーメンバーは恋愛対象にならず、ヒロインポジションのキャラがほぼ一人に絞られている。


あらすじ編集

魔術都市レクトールにある魔術学院を首席で卒業したウィリアム・グレンフォードは、冒険者になるのが幼い頃からの夢だった。

冒険者といえば学院の落第生が行き着くような危険な仕事であり、両親を含めた周囲の人間からは反対されてしまう。

ウィリアムは周囲の反対を押し切り、高給と安定のエリート街道を捨てて自由と可能性に満ちた冒険者の道を選ぶ。

本来ならば宮廷魔術師に匹敵するウィリアムの能力は、駆け出し冒険者の水準を遥かに凌駕していた。


主な登場人物編集

パーティーメンバー編集

物語開始時点では全員がFランク冒険者。

  • ウィリアム・グレンフォード

主人公。魔術学院の課程を修了したため魔術師(メイジ)の上級職にあたる導師(ウィザード)の称号を持つ。

冒険者としては最低のFランクからのスタートになるが、駆け出しの基準を遥かに凌駕する魔法能力と幅広い知識を備えており、冒険者であることに疑問を持たれることも多い。

反面、武器の扱いは不得手で身体能力もパーティーメンバーの中で最も低く、眠ったモンスターすら的確に始末できる自信がないと語る。

性格は基本的に沈着冷静ながら少々空気が読めず、冒険者らしくあろうとしてセンスのないジョークを披露したり、いきなり規格外の魔法を繰り出すため「とんでもない朴念仁」と評される。


  • ミィ

小柄な体躯の獣人族の少女。

ギルドで冒険者登録をしたばかりのウィリアムに目を付けてパーティーメンバーに誘った。

職業は盗賊(シーフ)で、獣耳を使った正確な聞き耳や罠に対する観察眼など優れた探査力を持つ。

戦闘能力は高くないが、身のこなしの軽さを活かして短剣による急所突きを得意としている。

自分の役回りが地味で評価されにくいため若干引け目を感じている。


  • サツキ

東方の国の独特な剣術を扱う侍(サムライ)の少女。

侍が一般的ではない地域のため、戦士(ファイター)を名乗っている。

身体能力を強化する命気(オーラ)を操る技術に長けており、近接戦闘能力だけならCランク冒険者に匹敵する。

表裏のない性格で物事を深く考えないが侍としての誇りは忘れておらず、卑怯な手段を嫌う。


  • シリル

光と正義の女神アハトナに仕える神官(ホーリーオーダー)の少女。

神の加護による「奇跡」の力を行使して癒しの術やアンデッドを浄化する術を使いこなす。

非力だが最低限の戦闘訓練は積んでおり、近接戦闘ではメイスを使用する。

常識的な感性と知識を備えたパーティーのまとめ役だが、色々と規格外な状況に振り回されることが多い。


王都グレイスバーグの関係者編集

  • アイリーン・グレイスロード

ウィリアムの幼馴染。

銀髪のショートカットで一人称が僕、王族でも男子が着るような衣服に身を包み、王子様と間違えられかねない少年的な外見をしているが、第一王女である。

生まれつきの卓越したオーラの使い手で「王国きっての怪物」と評されるほどの戦闘能力を持つ。

父である国王アンドリューの命令により騎士に任命され、国の平和を脅かす者に立ち向かう。


  • ジェームズ・グレンフォード

ウィリアムの父親。

王都で働く宮廷魔術師を纏め上げる師団長にして国王の側近。

冷徹なまでに能力の高低と社会への貢献を重要視する性格で、個人の自由を求めて冒険者になった息子と相容れず、半ば勘当状態に陥っている。

ウィリアムも父親に対して複雑な感情を抱いており、話題に上るだけで私怨じみた憎しみを向けている。


関連タグ編集

小説家になろう カクヨム 現地主人公


外部リンク編集

小説家になろう版

カクヨム版

コミカライズ版配信ページ |Comic Walker

コミカライズ版配信ページ |ニコニコ静画

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