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悪の華道を行きましょう

あくのはなみちをいきましょう

「悪の華道を行きましょう」とは小説家になろうにて真冬日氏より投稿されたウェブ小説作品。一迅社ノベルスより書籍化、一迅社よりコミカライズされている。
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概要編集

小説家になろうにて真冬日氏より投稿されているWEB小説

一迅社より出版された月刊コミックゼロサム2022年2月号及び3月号に前後編という形で掲載されコミック化され、その後は続編として連載が開始する。既刊3巻。また、一迅社ノベルスより書籍化されている。

漫画・イラスト担当はやましろ梅太


所謂「悪役令嬢」モノを思わせるタイトルだがその要素は薄く、キャラクターの設定や導入として関係する程度である。

悪役令嬢に転生してしまった主人公が、婚約破棄された後に遥か年上の中年男性と結婚し、幸せな家庭を築くのだが、周囲が誤解して主人公らに振り回されてしまうという勘違い系ラブコメとなっている。


あらすじ編集

王太子の婚約者である侯爵令嬢セレスティーヌは、王太子と仲睦まじい男爵令嬢にイジメの限りを尽くしており、それがバレたことで婚約を破棄されてしまう。

そして王太子の差し金により、腕は確かだが容姿が悪く女好きで黒い噂の絶えない中年男性の宰相を新たな婚約者として宛がわれた。

結婚式の最中に前世の記憶を取り戻したセレスティーヌは、しかしこんな仕打ちは酷過ぎると項垂れていたものの、夫となる宰相の姿を見て胸の高鳴りを感じる。


「これが、私の夫?

 ……………………悪くないわ。」


登場人物編集

  • セレスティーヌ

本作の主人公。侯爵令嬢。愛称は「セレス」。

王太子と婚約していたが、彼と懇意にしていた男爵令嬢をイジメていたことが発覚し、婚約を破棄され、その後宰相である中年男性の侯爵との結婚を強制させられた。その結婚式の最中に前世である現代日本人の女性である記憶を取り戻す。

前世では所謂「枯れ専」で醜い容姿の男性にむしろ好意を持つ性癖であったため、当初こそ憂鬱だったものの結婚に悲観することなく、むしろ幸せな家庭を築いていくことにする。


可憐な容姿の持ち主だが、我儘し放題な性格がたたり全く人望がなかった。

しかし前世の記憶を取り戻し性格が丸くなったことや、「我儘な小娘」から「愛を知る女性」へと成長したことで雰囲気や印象が大きく変わり、様々な男性を魅了するようになる


  • 旦那様

セレスティーヌと結婚した中年男性。国の宰相を務める。前妻との間に一人息子のマルクを儲けている。

国の陰の支配者と自負するほどに能力が高く王家に対しても強い発言権を持つが、容姿が悪く女好きで、裏社会にも通じていたりと典型的な悪役であり黒い噂が絶えない人物。

自身とセレスティーヌの結婚が王太子の差し向けた彼女への嫌がらせであることを承知しており、当初は火遊び程度にしか考えていなかった。

自身の容姿の悪さは自覚があり、前妻が自分を捨て家を出て行ったことが心の傷となっていたのだが、セレスティーヌが心から自身を愛してくれたことで、彼自身もセレスティーヌを愛するようになり、悪事からは手を引き、幸せな家庭を築こうと改心する。


  • マルク

セレスティーヌの義理の息子。父親とは似つかない容姿端麗で悪事を許せない正義感にあふれる好青年。自身も父のような容姿になるのではないか、というコンプレックスを抱えている。


当初はセレスティーヌが父の地位や金に目をつけて結婚したものだと思い警戒していたが、共に生活していくうちにその誤解も解け、また彼女が容姿で人柄を判断しないと知ってからは信頼するようになる。

秘かな想いを彼女に抱いているものの、彼女と父は深く愛し合っていることを理解しているためその感情をひた隠しにしている。もっとも巷で「セレスティーヌはマルクと結ばれている」「セレスティーヌが産んだ子供はマルクとの間に儲けたものである」と噂されていることに関しては、まんざらでもない様子を見せている。


漫画編集

【お仕事】悪の華道を行きましょう


関連タグ編集

小説家になろう 悪役令嬢 ラブコメ

ざまぁ


美女と野獣:もっとも、本作の主人公は醜い容姿ですら気に入っているため厳密には異なる。

オタクに優しいギャル


外部リンク編集

小説家になろう版

コミカライズ

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