ピクシブ文芸とは
ジャンルは不問(オリジナルの一次創作のみ)、文芸小説に特化したネット文芸サイトです。作品投稿機能のほか、文章を書くために必要なテクニックや、作家志望の方に必ず読んでほしい文芸作品を紹介する連載なども随時公開し、投稿者をサポートしていきます。
(ピクシブ文芸トップページより)
概要
pixiv×幻冬舎がタッグを組んだ一次創作オンリーの小説投稿サイト。
作品を投稿する為には、pixivのアカウント(ピクシブ文芸としてのアカウントではない点に注意)が必要。既に持っている場合には登録などの必要はない。
そして、小説を投稿する際に「ピクシブ文芸サイトに投稿する」をチェックすれば登録完了である。
小説の投稿以外では、連載記事、投稿された一次創作作品のピックアップ、11月上旬ごろから実装されたデイリーランキング(上位100位まで)等がある。
2017年3月23日からは「山形小説家・ライター講座」が開始、本格的に一次創作に力を入れ始めた。
ピクシブ文芸からの書籍化とは違うが、台所のドラゴンがジーンピクシブでコミカライズ化されている。
2018年1月25日には小説投稿機能の仕様が変更となり、一次創作のチェックを入れた後にピクシブ文芸に投稿するかを尋ねる仕様に変更された。
(だからと言って、二次創作の誤爆が減るかと言うと……そうとは限らない)
2018年6月15日には、以下のツイートを公式で配信している。
「ピクシブ文芸に投稿された作品は、現役編集者が一通り目を通しています。その中でも特に気になった作品を、ピックアップしてご紹介しています。魅力あふれる小説の数々…ぜひ読んでみてください!」(6月15日のツイート抜粋)
……その為、二次創作の誤爆に関しては細心の注意を図らなければいけなくなっているので、二次創作作品を投稿する際は必ずピクシブ文芸のチェックを外すようにしよう。上述ツイートの現役編集者とは幻冬舎のスタッフを指す可能性が高い為、どうなるかに関しては想像に難くない。
6月25日には出版社及びメディア向けの問い合わせ窓口がオープンしている。
2019年3月20日にはピクシブ側の小説投稿機能変更に伴い、ピクシブ文芸への投稿には強制的に「ピクシブ文芸」タグが付与される事になった。二次創作の誤爆をすれば、通報と同時にペナルティは避けられないだろう。
2021年4月30日にサービス終了。なお、今まで投稿された作品はpixiv小説でも投稿されているため、サービス終了とともに削除されることはない様子。
……のだったのだが、サービス終了時期に関しては3月30日に変更され、予定よりも早いタイミングでサービス終了という事になった。
注意
ピクシブ文芸に登録が可能な作品は、上記にもある通りに「オリジナル」作品の「一次創作」に限られる。「版権」作品の「二次創作」をピクシブ文芸サイトに載せる事は内容を問わずに規約違反となる。稀に投稿時の設定ミスで二次創作が投稿されるケースは存在するのだが。
(仕様的な部分もあって若干分かりにくい箇所はあるが、投稿する場合は細心の注意をする事)
それに加えて、ピクシブ文芸へ投稿するを選ぶとタグ編集不能のオリジナルとピクシブ文芸のタグが付けられる。それがどういう意味なのかは、想像に難くない。
仮に権利者からの通報で権利者削除となった場合にはアカウント凍結等のペナルティは避けられないので、十分注意されたし。
なお、小説投稿機能と同様にSPAM扱いとなる作品の大量投稿は禁止されている。
2018年7月ごろからは、遂に運営も動かざるを得なくなり、ピクシブ文芸で二次創作の投稿を行うユーザーに対して警告を送るようになっている。
(警告を無視した場合はアカウント凍結等のペナルティもあり得る為、メールを受け取ったユーザーは投稿する場所のミスを行わないようにチェックする事)
2019年11月15日には、ピクシブ文芸における二次創作誤爆が相次いだ結果、オリジナルタグが付けられたピクシブ文芸に投稿されたもの(pixiv小説も含む)のオリジナルタグを強制解除する事も明記された。
(参考リンク:小説の表現内容について(該当項目は後半にあり))
ランキングに関して
ランキングの集計方法に関しては非公開だが、間違って二次創作が投稿されてしまうと、作品人気によってはデイリー1位をあっさりとってしまう場合がある。稀にピクシブ文芸のガイドラインを知らずに二次創作作品が誤爆した結果、デイリーランキングにランクインするケースは目立ち始めている。
最近では、三次元のアイドル、歌い手、実況者、動画投稿者等を題材にした作品、クトゥルフ神話TRPG等に代表される自作のシナリオ(CoCシナリオ)等も投稿されているのだが、こちらもピクシブ文芸では規約違反となる。
(ただし、報告を受けてからランキングへの除外までに時間がかかっている為、数日~1週間はランクインした状態になっているケースが多い)
それに加えて、pixiv小説のデイリーランキングとピクシブ文芸のランキングに二重でランクインをするケースもあるらしい。その為、二次創作を誤爆すると2つのサイトでランクインすると言うケースも発生するようだ。
ピクシブ文芸はあくまでも一次創作ユーザーをメインにした場所である為、こうした誤爆を行わないようにして欲しい。
ご協力のお願い
ピクシブ文芸で投稿しても、小説投稿機能で投稿した作品と一見して見分けがつかない場合がある。これは、ピクシブ文芸で閲覧してもpixiv小説のページへジャンプすると言う仕様が原因となっている。
(11月25日段階では修正されていない。その為、二次創作が投稿されてもピクシブ文芸から飛べると言う事を知らないユーザも存在しているようだ)
投稿者の方は、ピクシブ文芸で投稿した事が分かるようにピクシブ文芸タグを自主的に追加する事を推奨する。
上記の(一次創作か二次創作かを指定する)チェックボックスは、ピクシブ文芸がオープンした際に追加された物ではなく、オープン後に設置された物である。特に版権作品と類似したタイトル及びタグを付けているケース以外では急いで修正する必要性はないと思われるが、時間がある時にでも手直しをする事がベストと思われるだろう。
関連タグ
アルファポリス、エブリスタ:一次創作のみが投稿可能と言う点で共通。
その花びらにくちづけを:ピクシブ文芸にて『ミカエルの悪役令嬢』を展開中。本来であれば、ピクシブ文芸で投稿可能なのは公式から投稿されている作品のみであり、二次創作は対象外である。
魔女集会で会いましょう:元々はtwitter発祥の企画だが、こちらでも小説が投稿されている。ピクシブ文芸は一次創作がメインなので、投稿に関しては問題ない。
pixivファンタジアLS:こちらも一次創作のテーマ企画。ピクシブ文芸への投稿自体は(一応)問題ない。
勇者ライディーン:ピクシブ文芸で新作が掲載予定。こちらも公式である。
外部リンク
体はロボット頭脳はAI。ピクシブ文芸×アンドロイド小説特集(pixivision)
過去の小説投稿バージョンにおいて
チェック項目の下に書かれている2つ目の注意文には『投稿可能な作品はユーザが権利を持つ一次創作作品となります』と書かれている為、間違って二次創作を投稿すると大変な事になる。
オープン初期で仕様を知らずに二次創作をピクシブ文芸へ投稿するユーザーが相次いだ結果として、11月5日頃には小説投稿機能に一次創作か二次創作を尋ねるチェックボックスが追加されている。しかし、この仕様を分かった上でピクシブ文芸へチェックを入れて「ランキング攻略法」に使うのは別の問題にもなるだろう。
(この仕様変更からしばらくしても二次創作の誤爆が減らなかった為、上記で言及されている小説投稿機能そのものの仕様変更に至ったと思われる)