CV:阿澄佳奈
概要
あらゆる精霊の母という噂と伝承が元になった大精霊。通称「母なる大精霊」。
二千年前、魔王アノスの世界を壁で隔てる大魔法《四界牆壁(ベノ・イエヴン)》の発動に協力した一人。
第四章《大精霊編》におけるキーパーソンの一人。
人物
笑顔を絶やさず慈愛に満ちた性格。温厚で優しいが、自分の家族の精霊を守る時には大精霊の名に恥じない実力を発揮する。また自身の涙から、噂や伝承を精霊化し生み出す能力を有する。
勇者カノンとは魔族との大戦で共に戦った戦友である。
実はアノスの右腕シン・レグリアの妻でありミサ・イリオローグの母親。
シンとは二千年前、アノスが壁を作った後、アノスの命で彼女の護衛をするシンと行動を共にする中で、シンの心に愛が欠落していることを知る。彼に愛を教えていく中でシンに惹かれていき、カノンに指摘されたことでシンへの恋を自覚する。後にシンと結婚。しかし天父神ノウスガリアの策略で偽の魔王・アヴォス・ディルへヴィアの伝承を持った半霊半魔のミサを産んでしまったために"あらゆる精霊の母"という噂と伝承に背くこととなり、消滅してしまう。
現代では、第四章の終盤、愛の妖精フランの身体を借りることで一時的に復活し、ミサを助けるべくシンと共にノウスガリアと戦う。戦いが終わった後は愛を伝えたことで消滅するもアノスの過去改変によりミサは精霊となったため噂と伝承に背いた事実が無かったことにされ復活。