概要
アンカレッジ(英語:Anchorage)は、アメリカ合衆国のアラスカ州に属する都市。同州最大の都市で、アンカレジとも表記する。この地は北アメリカを代表する港湾都市の1つであり、アラスカ州における商工業・金融の中心地である。
また、アンカレッジ国際空港(正式名称テッド・スティーブンス・アンカレッジ国際空港)がある空港都市でもあり、ポーラールートが開拓されるまでは燃油積替えの乗り換え拠点として、旅客便がひっきりなしに訪れ、日本人向けのうどん屋もあったことで知られた。
昨今では貨物便の拠点として知られており、広大な空港にはフェデックス、UPS、日本貨物航空、JALカーゴ(企業名ではなく、JALの貨物便事業)などの物流倉庫がぎっしりと並ぶ。
歴史
1778年5月にキャプテン・クックがクック湾を探索し、1914年3月に州議会はアラスカ鉄道法を可決してこの地の開発に繋がった。1920年11月に市として成立し、1975年9月に市部と郡部が合併した。1964年に3月にアラスカ地震が発生した時は、市街地が壊滅的な打撃を受けて131人が犠牲になった。1968年3月に北斜面のプルドー湾で石油が発見され、その結果として生じた石油ブームがアンカレッジのさらなる成長に拍車をかけた。
曖昧さ回避
関連タグ
- 投錨地
- 詳細(ウィキペディア)