道士
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どうし
中華圏に於ける道教及び陰陽の法師。
道教を信奉し、道術活動を職業とするもの。男性の道士は乾道(けんどう)、女性の道姑は坤道(こんどう)と呼ばれる。
中華文化圏では道教が国教だった時代に於ける国教の実行者、中華ファンタジーを題材にした娯楽作品においては「道術」を駆使して怪異を律する者として描かれる。
特に1985年の映画『霊幻道士(原題:殭屍先生)』の影響は大きく、キョンシーに相対する者というイメージが根強く残っている。
皇家に仕える最上位の指導者は「国師」と呼ばれる。
日本では道教は直接入らず、陰陽道として部分的に入ってきた為、陰陽師という独自の職種となった。また、明朝崩壊時に道教との習合が進んだ中国臨済宗が黄檗宗として日本に渡ってきており、日本の華僑コミュニティにおいては一部の道教祭儀を黄檗宗が代行する形となっている。
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【TRPG改編-古風原創】《大國年代記:戎裝》十六章:大國豪傑
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龍河と月彦
以下、結末まで含むあらすじです。 登場人物 ・城ヶ崎龍河、25歳、看護学生、情に厚くアクティブ(龍龍キョンシー) ・唐墨月彦、25歳、書道家、大人しくて繊細(三日月道士) ・虎徹 月彦の家猫(化け猫) 龍河と月彦は幼馴染で、月彦の祖父が経営していた唐墨書道教室で書道を習っていた。二人は25歳の春、地震に遭って死亡し、“異世界転生”という書が遺体と共に残される。猫の虎徹も巻き込み三人で転生した先は、人間と幽鬼が入り乱れ道士が活躍する世界だった。 龍河は護符の効かない無敵のキョンシーに転生し、道士の支配から逃れて月彦を探そうとする。そこに三日月道士という青年が現れ、唯一、龍河を使役することに成功する。彼は道士としては半人前だが美しい字を書くことで有名だった。彼こそ月彦ではないかと疑う龍河だが敢えなく否定され、わだかまりを抱えたまま道士の雑用係をこなす。 三日月道士はキョンシーを闘わせる神仙道場というイベントに出場が決まっており、あまりに強い龍龍キョンシーを警戒し排除しようと試みるが失敗続き。ついに自分が月彦であることを認め、龍河とコンビを組んで神仙道場に出場することになる。迎えた神仙道場当日、月彦と龍河の勝利が目前となった時、敵が反則技を使い形勢は逆転。月彦は転生前から龍河を嫌っており二度と関わりたくないと思っていたのだが、窮地に陥った龍河を庇って瀕死の重態となる。息を引き取る直前に龍河に咬みつかれキョンシー化することで一命を取り留めた。身を挺して龍河を庇ったことなど都合よく忘れ、キョンシーにされたことを怨み復讐を決意する月彦。龍河を火山に落として殺そうと画策するが、自分が落下してしまう。灼熱の溶岩に死を覚悟する月彦を追って、何故か龍河と虎徹も飛び込んでくる。月彦の“異世界転生”という書が転生の鍵だと考え、再び三人で転生することを祈って共に最期を迎える。 別の異世界にて、龍河は吸血鬼に、月彦はシスターになって再会を果たす。何度転生しても会いに行くと龍河に言われ、月彦はお前なんか大嫌いだと涙を流した。7,818文字pixiv小説作品