概要
デビル(デヴィル)、デーモンと共に「悪魔」「魔神」と和訳される語。
この二つと異なり、聖書翻訳などでも使われず宗教色は薄い。
そのため、宗教関連の規制がある『遊戯王OCG』の海外版でも使われている。
デビルとデーモンが別種族として存在する『ダンジョンズ&ドラゴンズ』においてはこの二種族をはじめとする邪悪な種族の総称として「フィーンド」が使われている。(ダンジョンズ&ドラゴンズでは、デビルとデーモンがフィーンドの中では最大勢力であり、デビルが「秩序にして悪」の、デーモンが「混沌にして悪」の代表種族である)
また、本来は外方世界(要は神や悪魔や天使が住む世界)に起源を持つが何世代にも渡って人間などが住む世界で生まれ生活するようになったタイプのフィーンドも居る。
『wizardry』シナリオ#3のフィーンドは6Fでランダム遭遇、2F某所で固定出現。魔術師・僧侶の両系統の呪文を操り、仲間を呼んで増える性質を持つ。
FC版では「甲冑をまとった骸骨」の姿で描かれているが、本体は骸骨ではなく甲冑のほうで、よく見ると胸甲の部分に邪悪な人面が浮かび上がっている。不死族ではないのでディスペルもZILWANも効かない。
シナリオ#4ではLv8召喚モンスター。Lv8は回復呪文の使い手が少なく、次の召喚陣にたどり着くまではフィーンドが頼みの綱。
ピットフィーンド
"Pit Fiend" のカナ表記。ピット・フィーンドとも。
ピットは「孔」「縦穴」および「奈落」と訳され、 "Pit Fiend" は「地獄の魔神」を意味する。
『wizardry』シナリオ#5B7・B8と地獄(B777)でランダム遭遇するほか、カコデーモンやラスボスの供としても出現。角と翼をもつ赤肌の魔神の姿をしており、魔術師系の呪文を操るが通常攻撃の威力も高い。
シナリオ#4では『NAL』アレンジ版追加要素としてLv10召喚モンスターに名を連ねているが、Lv10の顔ぶれの中ではイマイチ目立たない。
元々はダンジョンズ&ドラゴンズのデビル(「秩序にして悪」属性のフィーンド)の中でも「これより上は固有名詞で呼ばれるような、いわば『魔王』『地獄の王侯達』ぐらい」級の強力なフィーンドの事である。
(逆に言えば、いわば「魔王」クラスのフィーンドは、最低でも、ピットフィーンドの中の更に最上位クラスより強い)
関連タグ
人修羅:海外版では「デミ・フィーンド」