概要
英語表記は「dispel」で、意味は「霧を散らす」や「払いのける」など。
ゲームなどではアンデッド系のモンスターを浄化させたり消滅させる僧侶の魔法、特殊能力として登場することが多いが、その他の用例もある。
能力として
ファイナルファンタジーシリーズ
「解呪」の魔法。主に持続型の魔法効果を打ち消す効果を持つ。詳しくは→デスペル
ソード・ワールド
魔術師(ソーサラー)が使う古代語魔法(ハイ・エンシェント)として「ディスペル・マジック」が登場。
個人、物体、空間などに掛かった呪文の効果を解く。
呪いは解くことが出来ない(神聖魔法の「リムーブ・カース」、古代語魔法最上位の「パーフェクト・キャンセレーション」などが必要)
世界観を同じくするロードス島戦記や、別世界であるもののシステムの一部を引き継いでいるソード・ワールド2.0にも同名の魔法が存在する。
ウィザードリィシリーズ
僧侶系の職業が使う特殊能力。日本語では「呪いを解く」と表記される。
ゾンビや亡霊など不死系の魔物1グループを一定確率で倒す事が可能だが、経験値は手に入らない。
魔法とは別の能力として扱われており、モンティノの呪文で魔法を封じられていたり、自パーティの先制攻撃時でも使用可能。
僧侶(プリースト)は1レベルから。司教(ビショップ)、君主(ロード)はレベルを上げることで使えるようになる。
『ドラゴンクエスト』シリーズにはいくつかウィザードリィをヒントにしたものが登場するが、ニフラムの魔法は恐らくこれが元ネタと思われる。
システムが既存のものとまったく違うウィザードリィ6系統作品では、魔領域の魔法として「ディスペル・アンデッド」が登場する。
こちらは普通の魔法攻撃であり、普通に経験値を得ることが出来るが、同時に魔法封じの影響も受ける。
キャラクター
CV:岩田光央
美を求める魔界人の男。