「それは勿体ない。術が使えれば戦略の幅が広がり、モンスター退治も格段に楽になりますよ。」
データ
※:書籍『ロマンシングサ・ガ大全集』より
概要
バレンヌ帝国諸兵団の術兵(魔法使い)である『宮廷魔術士』に属する男性。
宮廷魔術士としての相方に火術を得意とする女性エメラルドがいる。
アリエスも水術が得意なのもあって、最初から回復魔法の水術《生命の水》を習得しており、序盤からパーティーのヒーラーとして活躍してくれる。
エメラルド共々ゲーム開始時点で皇帝が率いるパーティーにはいないものの、ゲーム序盤にプレイヤーが皇帝として操作するレオンがウォッチマンの巣に向かう段階で、彼に話しかければパーティーに加入させることできる。
戦闘力
同クラス8人の中ではトップもビリも無い能力値揃いである。
8人共通の技能として水と風の術を身に付けているが、彼は更に斧・棍棒の武器技能も有しており、棍棒技を全て閃き得るタイプでもある。
これは同クラスでも、彼と6番手のカプリコーンのみが持つ特徴でもある。
ただし武器技能はマスターレベルから「-5」という補正がかかっているため、ダメージソースにはしにくい。
武器技能にもプラス補正を持ったホーリーオーダーの女性やサイゴ族と違って、あくまで閃きにのみ期待すべきだろう。
コミカライズ版
メインキャラクターとしてが登場。傭兵皇帝オライオンと共に七英雄やその配下のモンスターと戦った。
リメイク版『リベンジオブザセブン』
攻撃魔法に相当する水の術《ウォーターガン》が追加されたことにより、序盤から水術のレベル上げがしやすくなった。
余談
リベンジオブザセブンでは新要素《連携》が導入され、複数人で連続攻撃を仕掛けることができ、連携の一番手を担うキャラは固有の台詞を喋る仕様になっており、連携を仕掛ける際の台詞は
「活路を開く!」
「仕留めるよっ!」
「私に続いて!」
等といった感じに、カッコいいものが殆どであるが、アリエスの『連携を仕掛ける際の台詞』は
「さん、ハイ!」
と気の抜ける、「もっとこう…あるだろう!!」とツッコみたくなるものになっている。
人物関係
バレンヌ帝国
バレンヌ帝国の第二皇子にして後の皇帝。
アリエスはジェラールの学問の先生のような役目も担っているのか、リベンジオブザセブンでは「学問の方は捗っておられますかな?」と気に掛けており、その後に続く会話の中でジェラールが後述のエメラルドからの質問に「あいにく、術は学んでいないんだ。」と答えた際にアリエスは記事冒頭の台詞で戦闘における術の重要性をジェラールに説いた。
宮廷魔術士の女性。
アリエスがジェラールに術の重要性を説いたのをきっかけとして、ジェラールに火術の初歩である《ファイアーボール》を伝授した。
アリエスやエメラルドと同じくバレンヌ帝国に仕えている帝国猟兵の女性。
ゲーム中でアリエスとの掛け合い等はないが、リベンジオブザセブンでは『テレーズも最初から《生命の水》を習得している』という仕様になったことで、アリエスのお株であった『序盤のヒーラー役』を取られるという事態に陥ってしまった。
関連タグ
ロマンシングサガ2(リベンジオブザセブン) 宮廷魔術士 魔法使い