「覚悟しろビジンダー」
CV:和田周、人間態:杉義一
概要
『キカイダー01』第32話「地獄に呼ばれるビジンダー」に登場するイカ型のシャドウロボット。頭部のヒレは万年筆のペン先になっている。
設定上背番号は「20」となっているが、背番号は背中に書かれておらず、劇中背番号を呼ばれることもない。
ビジンダーの脱走及び組織の裏切りに激怒するビッグシャドウのために、名誉挽回するべくザダムが呼び寄せた。
見た目はインクそのものだが、これで一文字でも書くと爆発する「インク爆弾」という液体火薬を体内で生成し、「パイラーインキ」というインクを運搬中のトラックを襲って差し替えた上に文房具店に配送、使用した子供達を爆死させる「全小中学生殺人計画」を実行した。
子供達のみならず使用した人々を次々と死に追いやったことでビッグシャドウも満足し、ザダムからも「インクスミイカの功績も褒めてやってください」と述べた。
イチローによって大量のインク爆弾は処理されたが、その後も文房具屋に化けて在庫のインク爆弾を販売することで作戦を継続していた。
自身の正体を知ったケンジ少年を襲い、口から吐く「スミイカ炎」と右手のインク爆弾で助けに来た01を苦戦させたが、ビジンダーの登場で形勢逆転、01カットで右手を切られ、最後はブラストエンドで倒された。
余談
着ぐるみはアオタガメを改造したもので、デザインをしたのは帰ってきたウルトラマンやミラーマン、ジャンボーグAのキャラクターデザインを担当した米谷佳晃。
後にハワイでの放送後に行われたキカイダーのイベントではシャドウロボットの中で唯一出演した。
劇中に登場したパイラーインキは本放送一週間前の『仮面ライダーV3』第44話で使われており、後に忍者キャプター第19話にも登場していたりする。