声ː不明
概要
『キカイダー01』第26話『南紀の死斗!! ザダム超能力発揮』に登場した、天狗とムササビを合成したシャドウロボット。背番号307番
人間態は天狗面を被った黒服姿で、状況に応じて山伏に扮する。また烏天狗を配下に持つ。
内山桂(かつら)の父が開発した念力遮断回路を01の手に渡してはならないと言うザダムの命を受け、南紀着き船に乗っている桂とミサオ一行を襲った。しかしイチローが駆け付けたため、撤退を余儀なくされた。
南紀に着いたイチローの案で桂に変装したミサオとアキラ、ヒロシ一行を襲ったが、そこにジローが駆け付け(因みに25話とこの回にジローは登場しておらず声の出演のみでバンク映像が使用されている)事なきを得た。一方、本物の桂はザダムに狙われ、桂を守ろうとするイチローはザダムの念力で左腕を切断されてしまった。しかし、ジロー(キカイダー)に切断した左腕を修復され、ザダムの念力に対抗する為桂に念力遮断回路を装着してもらった。
その後ミサオ一行と桂はザダムに奇襲され、時限爆弾式槍で処刑を待つのみとなったが、ギリギリの所でイチローが駆けつた。
桂を捕らえていたテングムササビは怪人時になって01と戦い滑空攻撃を繰り出したが、ブラストエンドで爆死した。
その頃、ザダムが捕えた桂はシャドウナイトの作戦に使われる事になった。いよいよ、シャドウナイトと01の最後の戦いが始まろうとしていた。
余談
着ぐるみは吸血コウモリのスーツの改造で、この後キチガイバトに改造された。頭部は新規造形。
念力遮断回路は01のパワーアップに貢献し、ザダムの無力化をもたらしたにもかかわらず、超能力者が存在しない本作品においてその存在が無意味であるという事実誤認が宝島社の「さらば!怪獣VOW」においてされている。