CV:鈴木泰明、細井雅男
概要
ビッグシャドウが月面基地から呼び寄せた最高幹部。2体の悪魔型ロボットが横並びで合体したような姿をしている。
第24話でシルエットのみ姿を現し、第25話にて本格的に登場。
ザダム完成により、シャドウはそれまで欲していたジャイアントデビル設計図を必要としなくなった。
武器は両手に持つ三叉槍で、これを交差して様々な念力を発生させ、テレポートも可能。ザダム登場で立場が危うくなったシャドウナイトはギルハカイダーと組んで挑むも念力で軽くいなされてしまう。01も当初は念力に苦しめられたが、第26話で念力遮断回路を組み込まれたことで無効となった。この念力で自身が開発したビジンダーの激痛回路を発動させることもでき、ビジンダーはシャドウ離反後もしばしば苦しめられた。
当初は月世界で生まれたため、太陽光線の下では3分前後しか活動できないとされていたが、改良されたのか後半では昼間でも長時間行動するシーンが存在する。(なお、誕生して日も経っていないにもかかわらず、影法師発生装置を開発した際に「長年の研究」と言っている)
最終話では「ザダム分離術」で2体に分離してキカイダー兄弟と対峙。それぞれブラストエンドとデンジエンドを受けて爆死→光明寺博士に作らせたロボット再生装置によって残骸が回収→基地で復元されて復活そして再出撃。のループを繰り返した後、間にギルハカイダーを挟んだ「ザダム・ハカイダー三位一体攻撃」を繰り出そうとするも、技を仕掛ける前にキカイダー兄弟とビジンダーの合体技「トリプルサークライン」を受けて再び爆死、ロボット再生装置に光明寺博士が前もって仕掛けた再生カウントが一定数になると爆発する仕掛けによって2度も再生することはなくなった。
萬画版「人造人間キカイダー」ではシャドウの1ロボット的な扱いで、3本足となっており、顔も特撮版より端正な姿となっている。全身をバラバラにしてキカイダー兄弟に挑むも、中央の足が弱点であることを見抜かれ撃破された。