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白骨ムササビ

はっこつむささび

『人造人間キカイダー』に登場したムササビ型のロボットであり、事実上のラスボス。
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CV・和久井節夫
「俺はとどめを刺さない主義だ! 存分に苦しんで死ね!」

概要

 ダーク破壊部隊における最強ダークロボットであり、プロフェッサー・ギルの切り札。身長195㎝、体重60㎏。
 既存のダークロボットとは違い、おふざけ一切無し、単純に強く恐ろしい凶悪アンドロイド不意打ちしたとはいえハカイダー圧勝するなど、その実力が窺える。
 攻撃力の高さに加え、肋骨をミサイルとして発射する「アバラ火の玉」(別名「ムササビライナー」。小説では単に「ミサイル」表記)も可能。両手で敵の首を絞める「ムササビ地獄絞め」や、鋭い前歯を活かした噛み付きも強力。
 プロフェッサー・ギルが戦闘能力を持っていないため、事実上のラスボスでもある。

 圧倒的なスピードでキカイダーを追い詰めるも、すれ違った一瞬の隙を突かれてデンジエンドを受け、崖から転落して爆発四散した。

 なおデンジエンドで倒されたことに対して「本当に最強なのか?」と槍玉に挙げられることもあるが、そもそもデンジエンドを打ち破ったダークロボットはクロガラスしかいないので、デンジエンドは白骨ムササビが弱いと論ずる証拠に足り得ない。

デザイン

 ダークロボットらしく、例によって「ムササビってこんな顔してたっけ?」と思ってしまうデザインである。飛膜こそムササビ要素ではあるが、そもそも白骨というだけあって骨のデザインなので、ムササビに見えるかというと見えない。ロボットと言うよりは、アンデッド系のクリーチャーに見える。ドラクエスカルゴン等に近いか。

 ダーク破壊部隊では、物騒な名前のわりに愛嬌のある奴が多い。
 また、同じ骨の怪物でも、『ウルトラマン』のシーボーズ等はどこか「死者の哀愁」を感じさせる面立ちだ。
 しかし、この白骨ムササビは愛嬌や哀愁等とは無縁のひたすら凶悪な面構えである。まあ格好よければ何でもいいのか。

小説「人造人間キカイダー The Novel」版

 「最強の空戦用ロボ」と言う触れ込みで登場し、ダークもろとも自爆を試みる光明寺博士の計画を阻止した。
 終盤のダーク本部警護部隊として登場するが、飛膜を引き裂かれ、デンジエンドを受けてあっさり破壊された。登場ページ数はわずか3ページ(中盤で初登場した際も含めると6ページ)であった。

XASH版

 S.I.C HERO SAGAKIKAIDER OO』では、ギルが結成したダークの後継組織「XASH」のバイオノイドの一体として登場。
 XASH首領の冥王ハカイダー(サブローのボディを流用したものだが、脳は光明寺博士やギルではない第三のブラックハカイダー)は過去の忌々しきトラウマから白骨ムササビを嫌悪しており、本来は作るはずも無かったのだが、洗脳したはずのキカイダーの反乱で母艦アーマゲドンゴッドが破損した際に、自力で培養槽を破壊し暴走、同じように食糧が供給されなくなった事で暴走した他のバイオノイドと戦ってそれらを全て捕食し最強のバイオノイドとして産声を上げた(ブライダーは「まるで蠱毒だ」と嫌悪感を露わにしていた)。
 本来は別のバイオノイドだったが共食いの末に肉が幾つか剥がれており、その姿が白骨ムササビに酷似した姿と化している。共食いで人間の味を覚え、光明寺博士を捕食しようと執拗に追い回した(食う肉の無いキカイダー三兄弟はガン無視)り、止めようとしたブルーバッファローら他のバイオノイドを倒したりと勝手し放題した為、最後はアーマゲドンゴッドと一体化したギルによって外へ放り出された上にアーマゲドンゴッドに捻り潰され粉々にされた。

余談

 ハカイダーがこいつに倒されたことに、ハカイダー役の飯塚昭三氏は「なんでこんなムササビなんかにやられちゃったの? でもやったのが和久井ちゃんだからいいっか」と述べている(和久井氏が飯塚氏と盟友だったため)。

 着ぐるみは『キカイダー01』のシャドウロボットお岩フクロウに改造されている。これは更に「どこがお岩でどこがフクロウ?」と言う造形である(一応、お岩に化けてはいる)。

関連タグ

特撮 昭和特撮 ラスボス
人造人間キカイダー ハカイダー

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