「光明寺を永久にダークに縛り付けるためさ」(特撮版)
「な なにをするっ はなせ!! こ このうすらみっともない不具者!!」(漫画版)
概要
CV:大宮悌二
特撮版
ダーク破壊部隊第一期のカマキリ型ロボット。身長191cm、体重89kg。
右腕は岩をも断つ電磁鎌、左腕はダイヤモンドコーティングされたムチになっており、中には鎖が納められている。
ダークから脱走した光明寺博士を表社会から抹殺するために一旦光明寺博士に化け、友人の石神博士の研究所に殴り込んで殺害し罪を着せた上、光明寺ミツコとマサルの退路を塞いだ。光明寺博士の助手も殺害しようとするが、キカイダーに正体を見破られ、デンジエンドで破壊される。
後に第13話ではオレンジアント、ブラックホースと共にギンガメのサポートとして復活を遂げる。新たなに鎌をブーメランにして着脱する能力を付与された。
再び光明寺博士に化け、記憶喪失のふりをしてキカイダーをおびき寄せるも、三体がかりでも敵わず、デンジエンドで再びスクラップにされた。
漫画版
漫画では触角も生えている他、ちゃんと左右対称の腕になっており、グレイサイキングに先駆けて登場し光明寺博士を襲撃した。鎌からは稲妻を放つ能力があるが、片言でしかしゃべれない。
グレイサイキングを倒したキカイダーをオレンジアントと共に襲撃するが、羽交い締めにされたところにオレンジアントが突っ込んできてしまい、正面衝突して粉々に吹き飛んだ。
また、アニメ『キカイダーTheAnimation』(CV:尾形雅宏)ではさらにカマキリっぽいデザインにリ・デザインされている。スリムな体つきに見合わず、キカイダーのサイドマシーンで跳ね飛ばされた上に倉庫の爆発に巻き込まれても傷一つ負わない程頑健な装甲を有する。ただし、グレイサイボーグ同様に会話機能は完全にオミットされていたようだ。
良心回路の在処を探るために光明寺家を襲撃し、邪魔をしたキカイダーを破壊しようとするも、電磁エンドですれ違い様に左腕を斬り落とされ、口からオイルを吐いて苦しむ。それでも諦めずに突進していくが、二発目のデンジエンドで喉元を突き破られバラバラにされてしまった。
キカイダー02版
頭部がかなり巨大化しており、翼を開くことで短距離であれば飛行も可能。
グレイサイキング、オレンジアント、ブラックホースと共に光明寺博士の研究所でミツコとその異母妹光明寺ヒナノを襲撃したが、覚醒したばかりのジローがブチ切れて放ったプラズマブラスターにより爆破されてしまった。
小説版
『人造人間キカイダーTheNovel』版ではカーマインスパイダー、イエロージャガーと共に廃校でキカイダーを襲撃する。マサルを人質に取り、キカイダーをボコボコに蹴りまくって原子炉冷却水タンクを破壊するが、チョップでムチを切り落とされ、拳を額に受けて割られてしまう。更にそのヒビに肘打ちを入れられ、電子頭脳を叩き割られてバッタリと倒れ込み、爆発四散した。
バイオロイド・新生グリーンマンティス
HEROSAGA『KIKAIDEROO』に登場する悪の組織XASHの生体兵器・バイオロイドの一つ。外見は漫画版同様左右対称。
初代
バイオロイド第1号。雌雄同体(一応卵を産むので「彼女」と書かれている)であり、単為生殖が可能。
一介の牧師となっていた光明寺博士を襲撃したが、目覚めた直後のキカイダーOOに阻まれ、子供が虫を甚振るかのように手足や首を引っこ抜かれあえなく死んでしまった。
群体グリーンマンティス
先代が光明寺博士の自動車に産み付けておいた卵塊が、エンジンの熱及び教会火災に伴う熱波により一斉に孵化した姿。無数の蟷螂が魚群の如く折り重なって親の姿となったという悍ましい怪物であり、光明寺博士に纏わりつき彼を取り込むことでOO相手に人質を取り、自身は光明寺博士の血を吸いエネルギーとしていた。しかし、並行世界で強敵と戦い帰還したOOにダムに突き落とされ窒息、光明寺博士を放り出して水面に逃れようとしたところを十字撃ちで1匹残らず葬られた。
その後光明寺博士は酸欠で一時的に心肺停止に陥るも、キカイダー三兄弟の協力により息を吹き返した。
関連イラスト
左が特撮版、右が漫画版
関連項目
人造人間キカイダー ダークロボット アンドロイド プロフェッサー・ギル
マンティスオルフェノク/ベローサマギア:グリーンマンティスのオマージュ怪人と思われる。奇しくもベローサマギアは第一話の怪人である。
カマキラス:同じく左右で違う武器になっているカマキリ。リ・デザイン後に左右対称になるところまで一緒である。