概要
「お前は余計な心配しなくてもよいわ」
CV:渡部猛 登場話:第33話「非情 子連れゴリラの涙・涙」
01の戦闘能力を測るため、行く手に立ちはだかったゴリラ型のシャドウの刺客(最初から捨て石)。男の声で男言葉を話すが、ミニゴリラは「母ちゃん」と呼ぶ。ミニゴリラの身を案じる01の言葉に耳を貸さず、戦おうとする。
目的のため防御力は高く、01カットに01キックが通じない、01ドライバーを受けると内部メカはショートするが、表面にダメージはない。01に本気を出させるために右手が変形したゴリランバズーカを撃ち、01がやむなくブラストエンドを放つと破壊された。
ミニゴリラ/ビッグゴリラ2世
「01、逃げるな。卑怯だぞ。母ちゃんが怖いのか!」 CV:青森伸
ビッグゴリラの息子として造られた、子供体形のロボット。ビッグゴリラが受けた01の技のデータを電子計算機でシャドウ基地の元に送信する。
倒された母の残骸を拾い集め、ビジンダーの同情を誘って彼女は弟分として育てようとする。ビッグシャドウとザダムの狙いはそこにあった。作戦を聞かされたギルハカイダーが01を悪罵してビジンダーと一緒にいるのを見せて戦闘能力を下げた後、ビジンダーに訓練を施され、それがすむと住処の洞窟に貼ってある母の設計図を見たビジンダーに同じ姿に改造されて母の電子頭脳を組み込まれる。その時を待っていたビッグシャドウは01の戦闘データを送信し、防御装置が備わる。人格も大人になり、ビッグゴリラ2世を名乗り出す。
01に仇討ちを望み、自身も01に「俺はこの日を待ってい。ビッグゴリラ2世、今こそ仇を取る」と恨み節を浴びせる。止めに入ったビジンダーに「お前のような奴に育てられてたまるか」と吐き捨て、足蹴にする。母と同じゴリランバズーカで01の左手を落とし、ブラストエンドを使えなくする。
01カットと01キックが効かず、復讐を遂げようとする時にビジンダーレーザーを受ける。「なぜだ、母ちゃん」と漏らし、「なぜだーっ!?」と言い残して爆散する。
余談
デザイン担当の米谷佳晃氏は「親子の顔をゴリラらしくしたが、全身の色合いのため、オランウータンに見える」と語る。