概要
南ロンギット地方の村「マーメイド」の酒場に現れる謎の踊り子の正体。
人間の男性の皇帝で会いに行くと、彼女の正体を目撃するイベントが発生する。
これを切っ掛けに、ダンジョン「魔女の祠」で「人魚薬」の注文が可能となり、材料集めの過程でネレイド族が仲間にできるようになる。
人魚の正体を目撃した皇帝のままで人魚薬を入手できれば、彼女のいる「人魚の海」へ会いに行く事ができる。しかし3回入るともう陸に戻れなくなり、彼女と話して年代ジャンプを起こさざるを得なくなり、皇帝は強制的に退位する。
領土制圧にも七英雄打倒にも関係ない、唯一の年代ジャンプイベントである。
なお彼女に会う事なく大嵐のイベントを発生させてしまうと、人魚のイベント自体が消滅し、会うことができなくなる。
個人名は不明。書籍『ロマンシング サ・ガ大全集』にも「人魚」としか書かれていない。
コミカライズ版では「タニア」という名になっており、フリーファイター出身の皇帝オライオンと恋に落ちるが、七英雄スービエの攻撃により結ばれる事なく死亡する。
容姿はゲーム版とは違いネレイドの様な長い尻尾を持つ(因みに同マンガにはネレイド自体が登場しない)。
バグ
スーパーファミコン版またはバーチャルコンソール版では、あるバグを起こすことでデバッグルームに行く事ができ、条件次第で人魚のイベントを復活させる事ができる。
やり方次第では女性や人外の皇帝で人魚と駆け落ちさせる事も可能。セリフに変化はないが。
これにより年代ジャンプを何度も行えば、帝国暦をカウンターストップする9999年まで伸ばす事もできる。