CV:八代拓(フリーファイター男共通)
概要
バレンヌ帝国の傭兵フリーファイターの2人目。リベンジオブセブンでは眼帯をつけている。
コミカライズ版
ゲームにおける1人目のフリーファイターヘクターの息子として登場。
幼少期からジェラールと面識があり、彼に皇位継承を仄めかされていた。
青年期、ジェラールがスービエによって死亡した事で伝承法が発動しその力を受け継ぐも、突然託された力と皇帝の地位によって決められた道を歩む事に反発。アバロンを出奔したが、それを追ってきたホーリーオーダーゲオルグ、宮廷魔術師アリエス、帝国猟兵ウィリアム、『竜の穴』の格闘家テリーともに七英雄探索の名目で旅に出る。
旅の途中、厄介になったサイゴ族の遊牧民地において子供がモンスターの巣である洞窟に迷い込む事件がおこり、見捨てることも視野に入れていた所へ救出に名乗りをあげる。洞窟の奥へと急行し、そこで遭遇したダンタークを撃破、子供を無事救出したことでサイゴ族の信頼を勝ち取る。
その後、海の街マーメイドでタニアという踊り子と出会い、恋に落ちるも、彼女の人気ぶりに嫉妬したロックブーケがテンプテーションで街の男衆を操りタニアを襲撃させた結果、海中へ逃亡する際に人魚の正体を晒した事で彼女は街にいられなくなってしまう。ロックブーケはその後、凶行を兄ノエルに止められて撤退。
しかし、彼女は海の主の娘を狙うスービエの配下の襲撃によって負傷し浜へと漂流。オライオンの腕の中で息絶えた。
その後、海風貝によって海の主の協力を取り付け、海中にてスービエとの決戦に臨み、これを討伐。ジェラールの敵を取り、アバロンへ凱旋。皇帝へ即位した。
数十年後、長らく皇位を務め上げるも、本人は衰えをひしひしと感じるようになり、後継も決めていない事に焦燥を覚えていた。サラマット地方へのロックブーケ討伐において出会ったアマゾネスのクリームヒルトに伝承法を使い、ロックブーケ討伐を託す。その後、伝承法の負荷もあったのか死亡。遺言通り、死体は棺に収めた上で海に沈められた。
コミカライズ版での人物関係
家族・親族
フリーファイター(男)の1人目。オライオンの父親。
帝国軽装歩兵(男)の1人目。彼の妹がヘクターと結婚した為、叔父に当たる。
重要人物
- タニア
オライオンが愛した踊り子で、その正体は人魚。ゲームの人魚イベントの駆け落ちエンドのように添い遂げることはできず、オライオンと死別することになった。
オライオンの前の前皇帝でスービエの襲撃によって命を落とす。
また、オライオンは伝承法でジェラールの力と意思を引き継ぐだけでなく何の因果か『前皇帝と自分にとって大切な人の命を奪った敵である七英雄を討ち取った』という経歴も共通することになる。
七英雄
ジェラールだけでなく、タニアの死の原因を作ったことからオライオンに討たれることになる。