「人間、向き不向きがあります。」
「ジェラール様は学問でもしていればいいんですよ。」
データ
書籍『ロマンシングサ・ガ2 冒険ガイドブック』より。
概要
作中におけるクラス『フリーファイター(男)』の一番手を務める男性。
眼帯を付けているが、隻眼と言うわけではなくメイン画像およびリメイク版のゲーム中でも分かる通り、眼帯で覆われた方の眼は問題なく機能しているので、ファッションとして見に付けていると思われている。
本編開始の時点では皇帝レオンに雇われておりアンドロマケー共々、『傭兵は「自分が命と武を預けるに値する」と判断した依頼主にのみ従う』というポリシーを持っており、最初の皇帝レオンとその長男ヴィクトールはソレに当てはまるということで信頼を置き従っていた(実際レオン操作時にクジンシーの館に向かう前にヘクターに話しかけると『襲撃したモンスターに対処するため』という事情があって裏手に向かっていたとはいえ『自分がアバロンにいながらヴィクトールを死なせてしまった』ことをレオンに詫びる会話がある)。が、武勇に優れたレオンとヴィクトールの血縁者ながら、武に優れないジェラールのことは目上の存在(そしてレオンとジェラールの血縁者)という事でタメ口をきくようなマネこそしないものの、戦力としては露骨に見下しており、レオンの急死によりジェラールが後を継ぎ出陣する際は文官にジェラールのパーティーに加わるよう要請されても「お断りだ。オレ達は傭兵だ。自分が信じる将にのみ命を預ける」と拒否して同行しなかった。
余談
画集『時織人』に拠ればレオンの戦いぶりにほれ込んでいるとのこと。
またデザイナーの小林智美氏いわく、彼は「血を見るとキレるバーサーカー」というイメージでデザインされたとのこと。
コミカライズ版では皇帝となったジェラールを認められず帝国を離れるが、彼が運河要塞を奪還した事でようやく実力を認める。
そしてゲームでは2番手であるオライオンがヘクターの息子として登場し、ジェラールの後継者となる。
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