概要
ロマンシング サガ2の完全フル3Dリメイク作品リベンジオブザセブンにて、一つ下の「ベリーハード」と共に追加された、本作最強の激難難易度。
最初から選ぶ事は出来ず、ドレッドクィーンを倒してクリアデータの引継ぎが可能になったと同時に解放される。
従来の難易度同様、任意で変更可能だが、一度下の難易度に変更すると上の難易度(ロマンシング、ベリーハード)に戻せない不可逆仕様となっている。
恐ろしき敵の強さ
元から即死級攻撃のオンパレードで有名な作品だが、特に本難易度は開発陣が「最強のセーブデータでなければクリアは不可能」と念を押しており、難易度オリジナルをなんとかクリア出来た程度の強さで挑むと地獄を見る事となる。
最序盤で相対するであろう最弱の雑魚敵ジャムですら、通常攻撃で装備を固めた帝国重装歩兵のベアをオーバーキルするレベルの超火力にまで強化されている。
また最強ステータスで挑んだとしても、ボス戦でちょっとでも対処を誤ればパーティー半壊or全滅確定。
これだけでも物凄くやばいが、今作はデータ引継ぎの際、技・見切りの習得状況がリセットされ、原作の救済措置でもあったクイックタイムは敵の動きを止められなくなり、「フリーファイト-1」を始めとした多くの陣形も大幅に弱体化した事で、原作や低難易度時の様なゴリ押し戦法は完全に不可能に。
本難易度に合った最適戦法を無駄無く完璧に構築することが要求され、まさにロマサガ2廃人に開発陣が叩き付けた挑戦状と言うべき難易度である。
因みにこの難易度でドレッドクィーンを撃破出来れば、技・術でのBP消費がなくなる特別なアビリティが手に入る。
難易度サラマンシング
しかし本難易度でも抜け道はあった。冥術のシャドウサーバントである。
シャドウサーバントに関するバグと思われる挙動を活用することで攻防両面が大幅に強化され…というかゴリ押し戦法ができてしまい、ラスボスや裏ボスもノーダメージ撃破が達成できてしまうのである。
そのため冥術に手を出さずサラマンダーを迎え入れること自体が縛りプレイ扱いされており、難易度サラマンシングと呼ばれ冥術ありver.と区別されているんだとか。
当然ロマンシングは冥術なしでのクリアも想定されているので腕に自信があるならサラマンダーを編成してラスボスや裏ボスを倒してみよう。