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「手心を加えるのは今回だけと知れ!連邦の雑魚共が!」


機体データ編集

型式番号YAMS-132
所属ネオ・ジオン残党袖付き
生産形態改修機
全高25.2m
頭頂高22.5m
本体重量25.8t
全備重量72.6t
出力4,950kw
推力257,200kg
センサー有効半径18,200m
装甲材質チタン合金セラミック複合材
固定武装腕部インコム付属3連装メガ粒子砲2基6門、シールド内蔵ビーム砲1基1門、サイコ・ジャマー6基

概要編集

ユニコーンガンダムとの戦闘で破損したアンジェロ専用ギラ・ズールをベースに、シナンジュの予備パーツを組み込んで修復・改修された機体。

ハンマ・ハンマの設計思想をベースに開発され、コクピット周辺にサイコフレームを搭載したサイコミュ搭載機として完成した。

サイコミュ搭載機ではあるが、本機は非ニュータイプの一般兵が搭乗する事を前提とし、準サイコミュ装置も組み込んだサイコミュ技術のハイブリッド・タイプという位置づけとなっている。


機体の外観に関しては下半身こそギラ・ズールからほとんど変更がないものの、上半身はもはや別物であり特に腕部は三つ又のクローを備えた巨大な物に換装されている為、印象を大きく異とする。

また、頭部には薔薇を思わせる装甲板に覆われており、それが機体名の由来となっている。

ハンマ・ハンマの系譜とされているが、一般兵向けの有線式サイコミュが一般兵に扱えない代物であったためか、ドーベン・ウルフなどにも搭載されている連邦系の準サイコミュ「インコム」の技術を採用している。


 そのおかげか、袖付きのフラッグシップモデルであるシナンジュと比較しても、なんとジェネレーター出力は1.5倍、スラスター総推力にいたっては2倍という、魔改造としか言いようのない破格の性能を手にすることとなった。デストロイモード時に測定不能となるユニコーンガンダム系列機を除けば、同年代に活躍したモビルスーツでもトップの性能を有することとなった。

 これがどれだけおかしいことなのかといえば、宇宙世紀120年代のクロスボーン系列にも比肩する出力で、推力はモビルアーマーにも通じる化け物じみたものである。

 火事場の馬鹿力というかなんというか…ネオ・ジオン技術者の底力、恐るべしである。

 もうこれでシナンジュに勝てるんじゃないのかな…?

 「お前もうソレ寄越せよ」と言わなかったフロンタルのオトナな対応が脳裏に浮かぶようである



武装編集

インコム

腕部に搭載されたオールレンジ攻撃端末。制御に難がある有線式サイコミュの代わりに、安定した制御ができるインコムの技術を採用している。従来のインコムとは異なり、3連装メガ粒子砲や近接格闘用のクローを搭載している。

代わりにマニピュレーターを持たないため、汎用性は犠牲となっている。


シールド

Iフィールドと拡散メガ粒子砲を備えた専用シールド。ネェル・アーガマから脱出する際に右腕部を自らもぎ取った後は、シールドを直接腕部に接続する応急修理が行われた。


サイコジャマー

背部のコンテナに搭載された対ユニコーンガンダム用の遠隔操作端末。この装備は八面体のサイコフィールドを形成して敵機を閉じ込め、その範囲内でのサイコミュ兵器を無効化する機能を持つ。

 


ガンプラ編集

OVA展開時に通常版とepisode 7 Ver.がHGUCで一般販売されている。

設定上はギラ・ズールの改修機だがキットは完全新規造形。

インコム再現用のリード線やサイコ・ジャマー用のABS製の無色の台座も付属している。

episode 7 Ver.はシールドを腕部に直接接続するジョイントが新規造形されている他、暗めで褐色がかっていた成形色が見直され明るく鮮やかな紫色になっている。


関連動画編集

関連タグ編集

機動戦士ガンダムUC

袖付き アンジェロ・ザウパー

ギラ・ズール ハンマ・ハンマ

ナラティブガンダム…ラプラスの箱解放から一年後に実戦投入された機体で、A型とB型にはローゼン・ズールと同じくサイコジャマー機能のある遠隔操作端末が搭載されている。


ニモジン(ドールズフロントライン)…似ていると話題に(三又クロー、伸縮する腕、色合い、主人公に立ちふさがる敵など共通点がいろいろ…)

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