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機体データ編集

型式番号MSA-005S
開発アナハイム・エレクトロニクス
頭頂高18.3m
本体重量34.9t
全備重量50.9t
出力2,000kW
推力83,000kg
センサー有効半径12,000m
装甲材質ガンダリウム合金
固定武装ハイ・メガ・キャノン、ビーム・サーベル×2

概要編集

型式番号MSA-005S。

アナハイム・エレクトロニクスが設計した試作可変MS。

メタスの強化型であり、武装はビームサーベルのほか、背部のユニット先端にハイメガキャノンを搭載しており、原型機よりも火力が強化されている。

背部ユニットを前方に倒せばMS形態時にもハイメガキャノンの水平射撃を行うことも可能。

設計段階で開発は中止になったとされ、実機の存在は不明である。


一部のゲーム等ではデフォルメで再現されてはいるものの、MA形態の設定画は存在していない。

ゲームでは、Gジェネレーションシリーズやスーパーロボット大戦64ギレンの野望バトルオペレーション2などに登場している。


余談編集

本機が最初に掲載された資料集である『MS大全集』において、ガンキャノン・ディテクターと解説文がそっくり入れ替わるという誤植が発生しており、本機がカラバの機体であるという認識が広まっている。

巷で見かける「メタスの基本フレームをカラバに供与して開発された」という文言はWikipediaに書き込まれた独自研究が出所と思われる。


メタス改がカラバ開発の機体であることを前提として考察をしている書籍も存在し、その中で本機を理由としたカラバの批判が書き綴られている。カラバもとんだとばっちりである。

またこの誤植そのものを取り入れ、「一説ではカラバに供与されたが、ガンキャノン・ディテクターと混同した可能性がある」と記述している資料もある。


月刊OUTにて藤田一己が連載していたコーナー『Zワールド 宇宙世紀0087へのアプローチ』の1985年11月号「Step.⊿ インターミッションMk-Ⅱ」に、「メタスがΖガンダムのひな型であったとしたら」という題でプロトタイプゼータとしてリファインされたメタスの頭部とその周辺のイラストが、メタス改と類似していることが指摘されることもある。

またコミックボンボン近藤和久氏が連載していたコミカライズ版に登場したメタスの頑丈なつくりになった胴体と各部に追加されたスタビライザーというコンセプトの類似点が指摘されることもある。

関連タグ編集

Z-MSV メタス ガンキャノン・ディテクター

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