機体概要
ブルーディスティニーシリーズの3番機。型式番号RX-79BD-3。
本来は1、2号機のパーツ取り用の予備機だったが、強奪された2号機の追撃任務を受け急遽実戦投入された。
常時稼動前に開発者であるクルスト博士が死亡したため、BDシリーズのパーソナルカラーである蒼に塗装されておらず、機体の色はほぼベース機である陸戦型ガンダム標準カラーのままになっている。元は陸戦用だが、宇宙での活動ができるよう改修されている。
損傷した1号機に代わりユウ・カジマが搭乗し、強奪された2号機の奪還・破壊任務を帯びて各地を転戦。EXAMシステム実験施設において2号機と交戦し、相打ちになった。
シールドはRX-78とほぼ同型の直面タイプに、四隅に打突用の突起がついたものを装備している(媒体によっては曲面シールドを装備したり、2号機も同様のシールドを装備している場合もある)。
また、システム発動時のリミッターも1号機と同様に設定されており、2号機と比べて50%しか機能しない。
装備の一部に量産化を視野に入れたデバイスなどを実装するなど、より実戦向きの機体となっている。
RX-80EXAM-3
リメイク漫画版「ザ・ブルー・ディスティニー」に登場する3号機。
2号機と同じく、新型のガンダムタイプ(RX-80)をベースとしている。
予備機ではなく2号機と異なる技術を投入して同時に検証するための機体とされており、連邦の技術を投入した高機動型MSとして開発されている。オーガスタ系ガンダムであることを活かしており装備の拡張性も高い。
陸戦型ガンダムベースの3号機はシミュレーション上で登場。この際にユウの乗機だったセイバーフィッシュを意識したカラーリングに変更。
陸戦型ガンダムに近いカラーリングにもなったことでより上層部受けしやすいとしたアルフの発言をクルストも予算のためにと同意している。
バリエーション
ブルーディスティニー3号機改
ゲーム『SDガンダム GGENERATION ギャザービート』に登場するMS。
3号機を改修した機体となる。EXAMシステムは引き続き搭載されたままになっており、ゲーム中は任意に起動可能。また、地形適応が宇宙専用から汎用に変更され、どこでも運用できるようになった。
イベントで2号機と相討ちになって失われるが、ニムバスをユウ以外で倒してしまえばそのまま使用可能。
ブルーディスティニー3号機改(ジムヘッド)
漫画『ガンダムEXA』に登場するMS。型式番号RX-79BD-3Re
アナハイム・エレクトロニクス社の技術員が大破した2号機と3号機を回収し、技術研究のために修復した機体とされ、頭部が1号機と同じジム系統のものに変えられている。
EXAM起動時には関節部分が発光し、頭部、脚部、バックパックのパーツが展開する。
ブルーディスティニー3号機【フルアームド】
リメイク漫画版「ザ・ブルー・ディスティニー」に登場。型式番号RX-80EXAM-3FA
1号機の同名の装備に追加でハイパーバズーカを装備。
1号機と異なり腰部にブースターとプロペラントタンクを装備することで機動性と継戦能力も確保している。
立体物
HGUCで2回発売されており、リニューアル版には名前の後ろに"EXAM"と付いている。
両者共にブルーディスティニー2号機のリデコだが、発売時期の近い陸戦型ガンダムと関節を共有しており、"EXAM"版は陸戦型ジムが大本のリデコ元となっている。
"EXAM"版はジム・ドミナンスの2連装ビーム砲がボーナスパーツとして付属し、ブルーディスティニー1号機の漫画版オリジナルギミックとなる肩部フィン、背部・脚部スラスターの展開ギミックも引き継いでいる。BD3号機は漫画版では先述の通り機体自体が別物となっているためシミュレーションの方を再現したものとなっている(発売時期的には仕方がないことだが)。
BB戦士Gジェネレーションシリーズにラインナップ。劇中で使用した装備と100mm口径マシンガンが同梱する。 宇宙用バックパックは脱着可能。