機体概要
ブルーディスティニーシリーズの2番機。型式番号RX-79BD-2。
1号機と異なり当初から陸戦型ガンダムをベースに開発された為、頭部がガンダムタイプの物となっている。
宇宙空間での運用も想定されており、バックパック・脚部バーニアが換装されている。本機のEXAMシステムにはリミッターが設定されておらず、パイロットに掛かる負担と、システム暴走の危険性が非常に高い。
シールドは陸戦タイプの小型シールドではなく、ジム・コマンドなどと同型の曲面シールドを装備。
ニムバス機
元々のカラーリングは青一色であったが、ジオン軍パイロットニムバス・シュターゼンによって奪取され、彼のパーソナルマーキングとして両肩が赤く塗られている。
RX-80EXAM-2
リメイク漫画版「ザ・ブルー・ディスティニー」に登場する2号機。
オーガスタ研究所から回された新型のガンダムタイプ(RX-80)をベースとして、ジオン系の技術で改修を加えた汎用型MSに変更されている。
ブルーディスティニー2号機《改修型》
正式名称は不明。上記リメイク漫画版の2号機を宇宙仕様に改修した機体。頭頂部カメラがジオン特有のモノアイタイプへ、ランドセルも変更され、両腕がイフリート改《空間戦闘仕様》に酷似したものに換装されている。
武器としてイフリート改のヒート・サーベルを装備し、腰部にマウント用のアタッチメントが追加されている。
バリエーション
ブルーディスティニー2号機Ω(オメガ)
漫画『機動戦士ガンダム カタナ』に登場するMS。型式番号RX-79BD-2Ω
デラーズ・フリートのコンペイ島襲撃事件の不祥事隠しに端を発する連邦のクーデター派閥「シン・フェデラル」がシステム「妖刀」を開発するためにEXAMシステムの解析を目的としてブルーディスティニー2号機をベースに開発した機体だったが、肝心のEXAMシステムのデータが殆どなかったために、一部が独自の理論を採用した「NEO EXAMシステム」を開発して搭載している。
カラーリングは白と黒に近いダークブルーのツートン。
ガンプラ
HGUCで2回発売されており、リニューアル版には名前の後ろに"EXAM"と付いている。
旧HGUCは後の陸戦型ガンダムやブルーディスティニーシリーズキットの大本となっており、"EXAM"版はブルーディスティニー1号機の、更に遡れば陸戦型ジムが大本のリデコ元となっている。
両者共に発売時期の近い陸戦型ガンダムと関節を共有している。
また、旧HGUCではプレミアムバンダイの受注販売限定で2号機Ωが発売されていた。
"EXAM"版は旧HGUCでは無かったニムバス鹵獲後の赤い肩部装甲が付属しており、ブルーディスティニー1号機の漫画版オリジナルギミックとなる肩部フィン、背部・脚部スラスターの展開ギミックも引き継いでいるが、成形色の都合上100mmマシンガンが真っ青になってしまっている(旧HGUCにはそもそも付属しない)。