「俺は死ぬ時はベットの上と決めてるんだ。ユウ少尉、お互い鉄の棺桶で死にたくはねぇよなぁ?」
CV:若本規夫
概要
地球連邦軍少尉。モルモット隊のメンバーでMSパイロットを務める。EXAM計画を巡る一連の騒動に巻き込まれてしまう。実力者が選抜されるモルモット隊のメンバーだけあって実力は非常に高く、ジム・コマンド、ザクⅡ、ボール(ガンダムエース連載の漫画版ではユウが搭乗していたジム・ドミナンスを引き継いでいる)を乗り継いで激戦を戦い抜いた。一年戦争後も暫くは軍に所属していたが、グリプス戦役時に負傷退役。その後はパン屋を営んでいる。退役後もユウとの交流は続いている。
小説版ではユウが一度パン屋を訪れた事が語られているが、ユウ曰く「パンは申し訳ないがまずかった」との弁。
一方、機動戦士ガンダムサイドストーリーズでは、開業したパン屋はサイド6にあると語られ、ユウがここを訪れた際にマリオン・ウェルチと一瞬ではあるが出会た。
人物像
陽気で饒舌。同僚であるサマナ・フュリスやモーリン・キタムラ相手に冗談を飛ばし、時にからかうシーンもあるが関係は良好。ユウ・カジマに対しては当初は戦闘中に「高性能MSに乗ってるんだからマトモに援護しろ」(要約)と注意することもあったが、最終的に「ただのエースじゃない、トップパイロットよ」と別格の評価をしている。また、小説版では功績を挙げられず伸び悩んでいるパク准尉(小説版のみ)を心配する一面もある。漫画版のみに登場する整備士ジル・ジグラと恋人関係にあるが、彼女はジオンから派遣されたスパイで、彼にハニートラップを仕掛けている程度でしかないが、発覚するまでフィリップは気付いていなかった。
サイドストーリーズでは守る為の力を欲するがあまり、EXAMシステムに取り憑かれそうになるユウを心配し、忠告する場面が幾度もある。