アンクシャ
あんくしゃ
型式番号 | RAS-96 |
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所属 | 地球連邦軍 |
開発 | アナハイム・エレクトロニクス |
生産形態 | 量産機 |
全高 | 22.3m |
本体重量 | 28.3t |
全備重量 | 43.9t |
出力 | 2,200kW |
推力 | 79,600kg |
センサー有効半径 | 14,200m |
装甲材質 | ガンダリウム合金 |
固定武装 | 60mmバルカン砲×2、ビーム・サーベル×2、ビーム・ライフル×2、ムーバブル・シールド・バインダー×2 |
アナハイム・エレクトロニクスが開発した地球連邦軍の可変モビルスーツ(TMS)。
アッシマーの後継機にあたり、名前はヒンドゥー教の神「ガネーシャ」の持つ杖に由来する。
整備の効率化と生産性を高めるべく、ジム・ジェガン系MSと共通の部品を多く使用しており、カメラアイもバイザータイプ複合ツインアイに変更されている(カメラアイの仕様変更については、モノアイなどジオン及びティターンズを思わせる意匠にアレルギーを持つ連邦軍上層部の意向も含まれている。ただし、ジェガン・リゼルと共通の物を使用しているため、バイザー内部にはモノアイが残っている)。また、これらの変更により、機体分類も可変MAから可変MSへと変更されている。
MA形態となった本機は、機体上部に他のMSを乗せて重力下飛行を行うことができ、サブフライトシステムとして運用することが可能であり、そのためのグリップも設けられている。そのため、リゼルの運用体系を地上で適用した機体として見る事も出来る。
ムーバブル・シールド・バインダー
ギャプランに採用されていた攻撃・防御・推進用の複合兵器。機体供給式のビーム・ライフルを内蔵している他、シールド・スラスターとしての機能も兼ねている。なお、ギャプランのものとは違って射撃安定用のグリップは採用されていない。
2012年にHGUCで発売。アッシマーの後継機だが、実は原型機HGUCのランナー流用一切なしの完全新規造形であり、アッシマーから主に可動範囲や強度を見直し一から作り直した設計になっている。
詳細に言うなら、原型機では差し替えなし変形の代償として一切回らなかった腰部を差し替え式にしたことで腰に回転軸ができ、ABS樹脂を使用したスライド収納式だった手首もポリキャップ接続となり変形時は外す必要がある。
ABS樹脂への依存が強かった原型機と比較すると、HG00(2ndシーズン)から顕著だった「可動軸の大半をスチロール樹脂と新型ポリキャップに依存する」コンセプトが強く、ABS樹脂はあまり使われていない。原型機では一重関節だった肘が、0ガンダムで培われた腕関節の技術を活かし二重関節になっている。