ドルメル
どるめる
整備は完了か?
120%完了です。
ジオングとは訳が違います。
型式番号MS-19。
一年戦争末期、宇宙要塞ア・バオア・クーで極秘裏に開発・建造されたモビルスーツ(MS)。「決戦用MS」として開発されていた機体のひとつとされる。
機体の完成度は高いが、戦線投入されたのが終戦直前の宇宙世紀0079年12月31日だったため、戦果を残す事は出来なかったとされる。
パイロットはRAMUICO SHUTEIN(ラムイコ・シュタイン)少尉で、機体の開発にも関わっている(名前の読みは当初不明だったが、後にクイズゲーム『クイズ機動戦士ガンダム 問・戦士』で「ラムイコ・シュタイン」と記され、それ以降定着した)。
ゲーム『機動戦士ガンダムEX REVUE』ではドロス級空母を母艦としてア・バオア・クー攻防戦に参加、ラスボスとしてプレイヤーの前に立ちはだかる。
機体色は赤を基調としている。また、2Pカラーは青と黄のカラーリングとなっている。
ちなみにこの格闘ゲームは、有名格ゲーに登場するキャラが使うのとよく似た技をガンダム達が使うことでも知られており、ドルメルもラスボスだけあって某ラスボスと似た技を使う。
漫画『機動戦士ガンダム カタナ』では、地球連邦軍内の軍閥のひとつである「シン・フェデラル」によって復元されたと思われる機体が登場、同組織の首領であるスパーダ公が搭乗する。
機体色は『EX REVUE』の2Pカラーを彷彿とさせる紺色と金で塗装されている。
それ以外では長らく外部出演に恵まれなかった本機だが、『機動戦士ガンダム バトルオペレーション2』にてゲームとしては29年ぶりに登場。こちらでは『EX REVUE』で使ってなかった小型2連ミサイルポッドを使用可能。また一部格闘モーションや勝利ポーズは原作のものを忠実に再現しており、開発スタッフの本気具合が窺い知れる。
武装はすべて機体に直接備えられており、腕部で携行する武装は用意されていない。
- ビーム・サーベル兼ビーム・ガン(マルチ・ランチャー)×2
両腕にある固定装備。
『ガンダム カタナ』ではビームの発振器を取り外し、手持ちのビーム・サーベルとしても用いられた。
- トゥ・ビーム×2
両脚の爪先にあるビーム・サーベル。
- 小型2連ミサイルポッド×2
胸下部から発射される実弾兵装。
- ショルダーミサイルポッド×2
名称を見るに肩部に装備されていると思われるが詳細は不明。
- ヒート・パイル×2
両肩のスパイクにヒート機構が仕込んであり、強力なタックル攻撃を仕掛けられる。
漫画『機動戦士ガンダム カタナ』に登場。
シン・フェデラル仕様のドルメルに、ストライカー・カスタムに搭載されていた精神感応AIシステム「妖刀」を移植して改良した機体。
頭部モノアイがガンダムを思わせるツインアイに変更されているのが外見上の特徴である。
スパーダ公を名乗っていた黒幕、リチャード・グレイソンの実質的な専用機で、強化によって破格の反射能力を得たリチャードの強さと相俟って怪物的な機体と化した。