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カタール(MS)

かたーる

カタールは、漫画『アウターガンダム』に登場するジオン公国軍のモビルスーツ(MS)。

雑念を払え冷酷になれ 悪魔のように立ち振まえ

こいつを持って返れれば一人でも助かるデータになる


概要

テレンス・リッツマン博士の主導によって月面のグラナダで開発された、ジオン公国軍の試作モビルスーツ(MS)。型式番号MS-19N。頭頂高23.2m、本体重量65t。

ニュータイプ専用機かは不明だが、オールレンジ攻撃を可能とする武装を搭載しており、パイロットであるエファ=ガラドリアル准尉もフラナガン機関出身のニュータイプである。


本機の特筆すべき点として、「潜宙モード」と呼ばれる程の高い低観測性を発揮できる「戦術ステルス機」であることが挙げられる。

潜宙モード時の能力は機内の優れた熱処理装置の賜物で、排熱を抑えて相手の熱探知センサーから逃れられる上に、マットブラック単色塗装の採用を可能としている。

この塗装は宇宙空間用の迷彩としては最も効果的ではあるが、普通ならば機体に熱が溜まりすぎるため使えない代物であり、これによって光学的手段でも極めて見つけにくくなっている。ただし、オーバーヒート対策として、武装使用時は潜宙モードをカットする必要がある。

また、本編中では描写されていないが、背面透過スクリーンを用いた光学ステルスモードも存在するようだ。

反面、ミノフスキー粒子の普及もあってか、現実におけるステルス機が重視しているレーダーに対してのステルス性は考慮していない模様。

相対したジム・コマンドのセンサーは本機をまったく探知できなかったが、あくまでも「極めて目立ちにくい」機体であり、投入されたソロモン戦ではソーラ・システムの照射が逆光となって機影を発見されている。


その他に武装として、頭部の「口」の部分と両肩に計7門のビーム砲を、頭部に2門のバルカン砲を、右腕に詳細不明の2連装火器を有するほか、左太股内部にビームブレード1基を格納している。また、「バインダービット」と呼ばれるオールレンジ攻撃用の攻撃システムを両腕に計2基接続している。

防御面では、ビーム攻撃を熱拡散させる対ビーム装甲(ABA)を全身に纏っている。


作中ではムサイ級軽巡洋艦「ヘル=ホーク」を母艦としてソロモン戦に投入され、存在を探知されぬまま地球連邦軍のMS部隊を屠っていくが、AI「ゼファーファントムシステム」に制御された無人MS「ゼファーガンダム」に捕捉され、これと交戦。

最終的には胴体にゼファーのビームサーベルを受けて相討ちに近い形で撃墜されるが、ガラドリアル准尉は自我を目覚めさせたゼファーの判断によって救助されている。


なお、型式番号「MS-19」はドルメルと重複しているが、両者の明確な関連性は不明。ただし、ドルメルを取り上げた雑誌企画『GAME'S MsV』#97では、「MS-19のN型」としてカタールの名前が言及されている。


関連タグ

アウターガンダム

ゼファーガンダム

ジオン公国

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