零式(MS)
ぜろしき
北爪宏幸による漫画『機動戦士Ζガンダム Define』に登場。
デザインは瀧川虚至。
Ζガンダム本編における百式に相当する機体であり、最初の第二世代MSの条件を満たした機体。
形式番号はMSZ-000。
カクリコン・カクーラーによって奪取され、撃墜されたリック・ディアスの代わりにクワトロ・バジーナが搭乗する。
全体的なシルエットは百式に近いが、リック・ディアスから百式へ至るまでの過渡期的な機体であり、背部のバインダーはリック・ディアスの発展型となっている他、肩アーマーなどにリック・ディアスからの流れを感じさせる。左足付け根のフロントアーマー部分には「零」の文字が刻まれている。
本機の開発はV作戦の元メンバーでテム・レイの助手であったAE技師、エドヴァルド・レイブンが携わっており、その為かガンダム系のデザインが導入されている。特に頭部は百式よりもよりZガンダムに近づいた。
また、機体カラーは百式系の金色ではなく、赤を基調としたカラーリングが施されているが、これはクワトロの希望ではなく、開発者の独断によるもの。
零式試作機
雑誌企画『THE EVOLUTION OF GUNDAM ガンダム進化論 ΖΖへの道』に登場。
ナガノ主任率いるアナハイム社の開発グループが百式以前に開発した試作機。『Ζガンダム Define』の零式とは別物。
関節モーターを用いて機体各部位の相対関係を短時間で移動させ、白兵戦・高速戦などの様々な戦況へ対応できる形へ機体形状(体型)を変化させるという特殊な可変機構が採用されており、後にΖ計画で開発される可変機へと繋がっている。
その他、ビーム兵器の前には無意味と判断された装甲を最小限まで削減している他、ジェネレーターも従来のものに比べて大出力化が図られている。
なお、両肩には「零」の文字がマーキングされている。
元は『機動戦士Ζガンダム』企画時に作成された永野護による没デザイン。
機動戦士ガンダム バトルオペレーション2
「頼んだ覚えはないが、機体色は赤か」
2020年6月25日にまさかの参戦を果たす。
コスト550の汎用機で、射撃・格闘共に高火力だが、その分スピードと耐久力は低く、積極的に前に出るよりもヒットアンドアウェイの射撃戦が得意な機体。
2021年4月8日には零式弐型も参戦している。