東京デザイナー学院アニメ科卒業生。
2001年以降は漫画家として主にガンダムシリーズのコミカライズを手がけている。
概要
1985年放送のTVアニメ『機動戦士Ζガンダム』の作画監督として人気が爆発し、続く『機動戦士ガンダムΖΖ』『機動戦士ガンダム逆襲のシャア』ではキャラクターデザインを担当。
人気アニメーターの地位を確立した。
当時は腰のデッサンが狂いがちなどの指摘もあったが、独特の絵柄が人気を博し、画集も発売している。
自身がデザインを手がけた代表的な人気キャラクターに、リリス・ファウ、エルピー・プル、ジュドー・アーシタ、クェス・パラヤなどがいるが、Ζガンダムにおけるフォウ・ムラサメやカミーユ・ビダンの作画は、放送当時Ζガンダムといえばほぼ専属状態で北爪がアニメ誌などの表紙を担当していたこともあり、非常に有名である。
特にフォウは「シンデレラ・フォウ」「永遠のフォウ」と彼女がメインとなる重要なエピソードの作画監督を手がけたこともあり、オリジナルの安彦良和デザインよりも、北爪の画風を連想する人が多い。
ガンダムシリーズ以外でキャラクターデザインを務めた代表作に「女神転生」のOVAなどがある。原作小説「デジタル・デビル・ストーリー」の挿絵も担当している。
北爪自身のフルオリジナル作品としてはOVA作品である「モルダイバー」「レリックアーマーLEGACIAM」がある。