概要
CV:川村万梨阿
ほとんど絶滅した有翼人「ミラリー」の数少ない生き残りである。
裁縫が得意で、普段着から宇宙服に至るまで、自身が着用する衣服は全てお手製である。また料理や潜入工作など、様々な活躍をみせた。
ミラウー・キャオの故郷では、「天下を取るなら妖精と笑え」という言い伝えがある一方、ギャブレット・ギャブレーの故郷ではミラリーは災いの元であると信じられている。
見世物小屋で見世物にされていたところをダバ・マイロードに助け出され、行動を共にするようになった。当初は大人しく争いを拒絶しする性格だったが、後にダバを戦いに駆り立てるセリフが増えていく。終盤は、核爆発の影響で健康を害し伏せていることが多かった。
戦乱終結後は、キャオとともに同族探しの旅に出たようである。
前作『聖戦士ダンバイン』に登場したキャラ「チャム・ファウ」とそっくりで声も同じだが、関連性は不明。永野護氏が「ダンバイン」のチャムを気に入り、作品のマスコットキャラとして使用するためにチャムを原案にキャラクターデザインしたとも言われているが、真相は明かされていない。
スパロボシリーズにおいては旧シリーズに属する第4次とFでチャムと共演。第4次では初対面でアムロからチャムと間違われたり、本人と対面した際に喧嘩になりかけたりと容姿の酷似がネタにされている。一方F完結編ではチャムに協力してビルバインの夜間迷彩塗装を手伝うなど、仲が良い様子だった。なお両者の混同を避けるためなのか、第4次のチャムは当時のキャラクターアイコンでは珍しくパイロットスーツとヘルメットを着用したデザインになっている(ちなみに彼女と同乗する可能性のあるダンバイン系パイロットや他の妖精は全員未着用)。Fではチャムを正面、リリスを背面からのアングルで見返りさせることで描き分けている。