解説
ダバ・マイロードの義妹で婚約者。
ヤーマン族の生き残りでもある。3年前に盗賊に攫われて行方不明となっていた。
盗賊団に売られた後は、正規軍に捕われ、ポセイダルによってバイオセンサーの実験台としてバイオリレーションシステムで操り人形にされ、オルドナ・ポセイダルの特使として現れる。
単にかっ浚ってきた少女とも言えるが、聖戦時のオリジナルという噂もあるカルバリーテンプル「ヘルミーネ」を与えられ、
同じくバイオセンサーの端末である13人衆の緑令(リョクレイ・ロン)を従えるポセイダル近衛軍の幹部に任命され、自らを囮にヤーマンの残党狩りおよび反乱分子の殲滅を行っていた。
ギワザ・ロワウがポセイダルに反旗を翻した際は正規軍の主要メンバーとして戦い、薄幸の美少女という境遇に惹かれ追っかけと化したギャブレット・ギャブレー君にA級ヘビーメタルであるアトールを与えている。
終盤にてダバによって救出されたものの、精神的に危険な状態であったにも拘らず、事もあろうかポセイダルの打倒に固執したダバによって、ポセイダルを探し出す為のセンサー代わりとして再び戦場を引きずり回されてしまい、その結果、再び精神に変調をきたしてしまう。
更には自らを預かっていたファンネリア・アムによって、ダバを助ける為の取引材料としてギャブレー君に引き渡されてしまう羽目になり、ギャブレーに連れ回された挙句、間近で真のポセイダルであるアマンダラ・カマンダラが死を迎えた事で、今まで以上に精神に変調をきたし、自我とポセイダルの自我がせめぎ合った末、遂に人格が完全に崩壊してしまう結末となった。
オリビーが完全に壊れてしまう元の原因は、確かにポセイダルにあったのだが、そのオリビーを助けようとしていたダバやギャブレーでさえ、結局のところ自分勝手な都合で振り回してしまった為、男達の身勝手なエゴに振り回された末の悲劇に見舞われてしまった少女と言っても過言ではないのかもしれない…。
ちなみに漫画版では意識が失われていないため、故郷に帰らずダバ達と共にスヴェートやペンタゴナの復興に尽力したようだ。
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