寄ってらっしゃい見てらっしゃい、お代は見てのお帰りだ!
概要
海外ではフリークスショーと呼ばれる、普段見られない様々なコンテンツで客を呼ぶ興行の一つ。
日本では江戸時代には庶民の娯楽として定着しており、初期は猿楽(今で言う能)や歌舞伎もこのカテゴリに入っていた。
が、時代が下るとそういったジャンルが次次独立していき、昭和初期には単に珍しいモノを展示するスタイルになっていった。
その「珍しいモノ」のなかには人間を含む奇形動物があったりエログロなものもあったりと、世間からあまり歓迎されないイメージが強くなっていったこともあって近年では風前の灯となっている。
…まあ板に血糊を塗っただけの「六尺のオオイタチ」や穴に子供が入っているだけの「オオアナゴ」など、気が抜けるような駄洒落ネタもあったりするが。
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秘宝館…ある意味見世物小屋の進化版。