ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

目次 [非表示]

スペック編集

型式番号RGM-79F
所属地球連邦軍
製造地球連邦軍 ベルファスト工廠
生産形態量産機
全高18.0m
本体重量48.2t
全備重量61.5t
出力1,250kw
スラスター総推力53,800kg
センサー有効半径6,100m
装甲材質チタン・セラミック複合材
武装頭部60mmバルカン砲×2、ビーム・サーベル、専用ビーム・スプレーガン、レール・キャノン、小型シールド

機体概要編集

ヨーロッパ戦線の要望と同戦線に投入されたジムの戦闘データを基に、環境に合わせて強化を図ったジムのバリエーション機の1つ。


ヨーロッパ戦線のジムは下半身こそ建造物や森林が遮蔽物になってくれるものの、上半身は遮蔽物が少なく被弾率が高くなっていた。そのため、本機は上半身(の内特に重要な頭部、胴体、肩部)を中心に装甲を強化されている。装甲強化に伴う重量増加には大出力のバックパックへの換装で対応している。

本機の開発時には合わせて大気圏内(特に寒冷地などの極端な環境下)において信頼性の低かったビーム兵器の課題に対して、旧技術を用いた信頼性の高い兵器やビーム兵器の改修品なども配備されている。


本機はオデッサ作戦以後からヨーロッパ・ロシア方面を中心に配備された結果、戦果もさることながらパイロットの生存率が大幅に改善されるという大きな成果を残した。この成功が、のちにデザート・ジム装甲強化型ジムジム・ストライカーなどといった連邦軍における装甲強化型バリエーションの形成につながることになる。


武装編集

100mmマシンガンなど他の機体でも運用されている兵器を装備する場合もあるが、ここでは本機の固定兵装および本機専用に開発された兵器の紹介に留める。


頭部60mmバルカン砲編集

連邦軍のMSでは一般的な固定兵装。宇宙戦用の排熱機材等を撤去されているが基本的にジムのものと同じである。


ビーム・サーベル編集

ビームの刃を生成する格闘兵装。バックパックに1基装備する。


ビーム・スプレーガン編集

型式番号:BOWA BR-M-79F-1

通常型(C-1)が大気圏内で十分な性能を発揮できなかったことから用意された新型のビーム・スプレーガン。バレルの改修とビーム加速器を兼ねたボトル型のバッテリーパック搭載により収束率が向上している。このモデルはのちにジム・コマンドなどに配備されたビーム・ガンに発展している。


レール・キャノン編集

型式番号:YHI YF-RC180

海上艦艇の艦砲として利用されていた兵器を転用した射撃武装。既存兵器からの転用により短期間で開発が完了した他、ビーム兵器に及ばないながら十分な威力と高い稼働率で信頼性は高い。本機に加え、陸戦型ガンダムブラックライダーなど他機種での使用も確認されている。

もっとも、ビーム兵器の収束率等の問題を抱えていたMS開発初期特有の兵装でもあり、ビーム兵器の発展によりこのような代替兵装は姿を消すことになった。


小型シールド編集

右前腕部に装備されているバックラータイプのシールド。大型のシールドに比べてカバー範囲では劣るが、市街地や森林地帯などでも取り回しやすい。


陸戦型ジムとの関係編集

名前こそ酷似しているが陸戦型ジムとは開発系譜上全くの別物。ただし先行して配備された陸戦型ジムの後継機として位置付けられており、一部の部隊では陸戦ジムから陸戦ジムへの機種転換も行われている。


ガンダム→(型落ち部品を集めて地上戦用に)→陸戦型ガンダム→(量産化)→陸戦型ジム


ガンダム→(低コスト量産化)→ジム→(市街地用装備)→陸戦用ジム


一方で英語表記はどちらも「GM GROUND TYPE」であり、『機動戦士ガンダムバトルオペレーション2』では後ろに「08MS」「M-MSV」をつけて区別している。


関連イラスト編集

SD陸戦用ジム陸戦用ジム


関連項目編集

M-MSV 陸戦型ジム デザート・ジム 装甲強化型ジム

関連記事

親記事

子記事

兄弟記事

pixivに投稿されたイラスト pixivでイラストを見る

このタグがついたpixivの作品閲覧データ 総閲覧数: 20576

コメント

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました

見出し単位で編集できるようになりました