機体データ
概要
漫画版『機動戦士ガンダム外伝 ミッシングリンク』に登場。
一年戦争後、「ペイルライダー計画」に於いて連邦軍の手に残った最後の1機。デュラハンは死を予言し、執行する存在である「首なし騎士」の意。
組み立て途中で投棄されていたもう1体のペイルライダー・キャバルリーを基に復元したほぼ同型の機体であるが、生産された時点で連邦軍からは「HADES」が失われていた為、本機には搭載されていない。デュラハンの名もHADESが積まれていない事を揶揄したものと思われる。また、トラヴィスの奪取したキャバルリーに追加されていた増加装甲も施されておらず、これがキャバルリーのハードウェアとしては一番本来の設計に近い姿とされている。
漫画版ではHADESの被検体の生き残り「フィル・デール」が搭乗。
彼自身は元々性格上の問題からペイルライダーのパイロットの選考に漏れていたが、ジオン残党軍の手に渡ったペイルライダーからHADESを奪還すべく追撃に地球へ向かう。
武装
前身であるキャバルリーのランドセルに装備されていたビームサーベルはマウントラッチごとオミットされており、象徴的な武装であったシェキナーも失われている。
頭部バルカン砲
連邦軍MSお馴染みの牽制用兵装で、ペイルライダー系列機共通の特徴として上下方向に旋回するターレット式のものが側頭部に外装される形となっている。
HADESが搭載されていない分頭部内部のクリアランスには幾分余裕があると思われるが、装弾数が増加しているのかは不明。
ハイパーバズーカ
ガンダムをはじめとした多くの連邦系MSが装備可能な大口径のロケットランチャー。
ヒートランス
ジーライン・アサルトアーマーのものを流用した巨大なランス。
実戦運用にあたり急ごしらえで調達された。
ガーディアンシールド
ジム・ガードカスタムのものを流用した巨大な盾で、左右の縁にガトリング砲を搭載している。
こちらも急ごしらえの装備。
バリエーション
ペイルライダーDⅡ
型式番号RX-80PR-4。
Web企画『アナハイム・ラボラトリー・ログ』に登場。
ペイルライダー・デュラハンの流れを汲む機体。
詳細はペイルライダーDⅡを参照。
