「相手に止まる気はない!」
機体データ
型式番号 | RX-80PR-4 |
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所属 | ティターンズ |
開発 | 地球連邦軍オーガスタ基地 |
生産形態 | 評価試験機 |
頭長高 | 18.0m |
本体重量 | 43.7t |
全備重量 | 56.7t |
装甲材質 | ルナ・チタニウム合金 |
固定武装 | 頭部バルカン砲×2、ビーム・サーベル/ビーム・ジャベリン×2 |
携行武装 | ハイパー・ビーム・ライフル、シェキナー、シールド |
概要
型式番号RX-80PR-4。
Web企画『アナハイム・ラボラトリー・ログ』に登場。
ペイルライダー・デュラハンの流れを汲むモビルスーツ(MS)。
ファーストロットのパーツを使い潰したことで地球連邦軍の手から実機が消失していたペイルライダー系列だったが、HADESを抜きにしても一年戦争中に開発されたMSの中でも最高峰の部類に入る機体性能に目を付けたティターンズの手によって、ベースとなったジム・スナイパーⅡから新たにセカンドロットとしてパーツを用意し復元され、宇宙世紀0084年に次期主力機としての評価試験が行われた。
復元および近代化改修作業は、原型機の開発も手掛けたオーガスタ基地の技術陣によって行われた。センサーなどのアビオニクスやスラスター周りに改修が加えられ、コックピットにはリニア・シートが採用されるとともに、機体の大部分はティターンズ・カラーと言われる濃紺1色に塗られている。
外見や装備は、過去にトラヴィス・カークランド中尉に奪取された増加装甲仕様のペイルライダー・キャバルリーとほぼ同一だが、額のV字アンテナは取り払われており、3対あったランドセルのスラスターは2対に減らされ、増加プロペラントタンクも装備されていない。
実戦参加記録としては、ティターンズ第7小隊に実戦データ収集のため配備されていた機体がジム・スナイパーⅡとジム・クゥエルと共に、月面グラナダ近傍で生じたアクシズのMS小隊との戦闘に参加した事例が知られる。
この戦闘においてはリカルドとアンディの駆るドワス改と高機動型ガルバルディαによって少々てこずりはしたが易々と撃破されている。
機体の性能は最高レベルではあったが、相手が悪かった。
「モビルスーツの性能差が〜」とは言い得て妙である。
とはいえ、機体性能そのものはジム・クゥエルを凌ぐ完成度の高さであり、それを惜しんだティターンズ上層部の根強い力添えがあったのか、少数ながらロールアウトされることとなり、結成初期のティターンズによって運用された。
宇宙世紀0087年が舞台の漫画『機動戦士ガンダムウェアヴォルフ』では、ティターンズ所属のペガサス級強襲揚陸艦「ヘカーテ」に予備機を含む3機が搭載されている。
武装
ペイルライダー・キャバルリーに準じる。
ガンプラ
1/144スケールにおいて、ペイルライダー・キャバルリーの仕様変更品としてHGUCキットがプレミアムバンダイ限定で発売されている。