機体データ
頭頂高 | 19.0m |
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本体重量 | 22.8t |
全備重量 | 49.7t |
ジェネレーター出力 | 2,430kW |
装甲材質 | チタン合金セラミック複合材 |
スラスター総推力 | 113,030kg |
概要
宇宙世紀0110年代にジェガンの後継機として開発されたヘビーガンが、最初期のモデルは不具合が多く、現場での評価は芳しいものではなかった。
この評価を受け、ヘビーガンの代替として1つ前のジェガンを改修し、性能を強化されたモデルとなる。
外見上はバックパックの形状と補助スラスターが廃止された脚部程度でA型と大きな差異はないが、ジェネレーター出力、スラスターの増設強化を行った総合性能向上型であり、スペックノート上の総推力値は後継機として開発されたジェスタやグスタフ・カール、ガンダムタイプであるνガンダムを超える数値に達している。
しかし推力重量比やジェネレーター出力で勝るクロスボーン・バンガード(以下、CV)の小型MSとの戦力差は歴然としており、劇中では一方的に撃破された。ただし、これは機体スペックとは別に、CVパイロットと本機が所属する連邦フロンティアⅣ駐留軍のパイロット間の、士気及び練度の著しい差を考慮しなければならない。あるいは新旧機体の世代交代を極度に印象付けるための演出上の必然から半ば整合性度外視で過度にピックアップして描かれたともいえる。(メタいことを言えば商品寿命の過ぎた3年前の旧製品であるジェガンよりも売り出し中のF91シリーズ新製品キットを販売促進するためのプロモーションフィルムも兼ねていた、といえる。また一方では、ビルギット搭乗のヘビーガンはCVの小型MS相手にそれなりの戦果を挙げている)
同年代のジェガンバリエーションと区別する為、便宜上ノーマルタイプと呼ばれる。
バリエーション
STガン
『機動戦士ガンダムF90』に登場。宇宙世紀0110年代以降、ガンダムF90のデータ収集および試験空域の早期警戒を目的として、サナリィがジェガンJ型をベースに改装した機体。
詳細はSTガンを参照。