「連中は速い!この大型ジェガンタイプじゃ、ダメだ!」
機体データ
型式番号 | RGM-89J |
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頭頂高 | 19.0m |
本体重量 | 22.8t |
全備重量 | 49.7t |
ジェネレーター出力 | 2,430kW |
スラスター総推力 | 113,030kg |
概要
RGM-89 ジェガンをベースに、マイナー・チェンジ機として改修されたモデル。
宇宙世紀0110年代にヘビーガンがジェガンの後継機種として開発されたものの、最初期のモデルは不具合が多く、現場での評価は芳しいものではなかった。
この評価を受け、ヘビーガンの代替として1つ前のジェガンをベースとして性能を強化するアップデートを行うことが決定した。
同年代のR型・M型のベースでもあり、区別の際に便宜上ノーマルタイプで呼ばれる。
機体解説
A型から外見上の変化は少なく、バックパックの形状と補助スラスターが廃止された脚部程度。
ジェネレーター出力とスラスターの強化により、スペックノート上の総推力値は後継機として開発されたジェスタやグスタフ・カール、ガンダムタイプであるνガンダムを超える数値に達している。
しかし推力重量比やジェネレーター出力で勝るクロスボーン・バンガード(以下、CV)の小型MSとの戦力差は歴然としており、劇中では一方的に撃破されてしまった。
ただし、これは機体スペックとは別に、CVパイロットと本機が所属する連邦フロンティアⅣ駐留軍のパイロット間の、士気及び練度の著しい差を考慮しなければならない。あるいは新旧機体の世代交代を極度に印象付けるための演出上の必然から半ば整合性度外視で過度にピックアップして描かれたともいえる。(メタいことを言えば商品寿命の過ぎた3年前の旧製品であるジェガンよりも売り出し中のF91シリーズ新製品キットを販売促進するためのプロモーションフィルムも兼ねていた、といえる。また一方では、ビルギット搭乗のヘビーガンはCVの小型MS相手にそれなりの戦果を挙げている)
武装
基本装備はジェガンを参照。
バリエーション
ジェガンR型
型式番号RGM-89R。
『機動戦士ガンダムF91』に登場。指揮官用を主眼に置き、J型をベースに改修されたモデル。宇宙世紀0110年代以降における、ジェガン系最上位機種。
詳細はジェガンR型を参照。
ジェガンM型
型式番号RGM-89M。
『機動戦士ガンダムF91』に登場。スペースコロニー内戦闘を目的として近接戦闘を主眼に置き、J型をベースに改修されたモデル。
詳細はジェガンM型を参照。
STガン
型式番号RGM-89ST2。
『機動戦士ガンダムF90』に登場。宇宙世紀0110年代以降、ガンダムF90のデータ収集および試験空域の早期警戒を目的として、サナリィによってJ型をベースに改装されたモデル。
詳細はSTガンを参照。