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ミノフスキー・イヨネスコ型熱核反応炉

じぇねれーたー

ミノフスキー・イヨネスコ型熱核反応炉とは、アニメ『機動戦士ガンダム』から始まる宇宙世紀シリーズにおいて用いられている、小型・高効率の核融合炉である。
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概要

宇宙世紀における基幹技術
一般的に「ジェネレーター」または「エンジン」と呼ばれるもので、モビルスーツMSA-0120までの第一期モビルスーツ)、艦艇に限らず、あらゆる機械の動力として用いられている。
当該動力の恩恵により、宇宙世紀の地球圏ではエネルギー問題については完全に解決されている
『機動戦士ガンダム』シリーズにおいて、エレカ(電気自動車)(現在では「EV」と呼ばれているがガンダム放映時には無かった言葉。そもそも日本人が自動車を「ビークル:vehicle」と呼ぶ事自体が珍しかった)が一般的なのも、この熱核反応炉から容易に莫大な電気エネルギーが手に入るため、充電設備を充実させやすかったという背景がある。

精製の容易な重水素(以下「D」)と、木星船団公社が運搬してきたヘリウム3(以下「3He」)によりD-3He核融合反応を生じさせ、加えて直接電気エネルギーとして取り出せるという、まさしく『夢のエネルギー源』である。
通常は反応の励起に超高温のプラズマ場の維持が必要であり、少量とはいえ鉛などの隔壁すら透過する中性子線放射線の一種)が生じてしまうが、ミノフスキー粒子に静電入力を行うことで発生する、立方格子状の力場――即ちIフィールドが超高熱と放射線に対して隔壁の役割を果たすため物理的な隔壁が最小限で済むうえ、ミノフスキー粒子が核融合エネルギーから直接電力を生み出すため、出力に対して極めて小型・高効率のエネルギー炉となっている(現実世界の原子力発電(核融合発電)は実質蒸気タービンによる発電のため、原子炉(核融合炉)以外に「蒸気タービン発電機」のみならず「水蒸気を水に戻すための膨大な冷却水(放射線漏れを防ぐため冷却水の冷却水(いわゆる二次冷却水)なんてのもある)」が必要であり、原子力発電所が海沿いにしか建設されないのもそのためである)。

安全面についても、核分裂反応と異なり、プラズマ場が維持できなくなった瞬間に核融合反応も停止するため、暴走の危険性がなく、もしモビルスーツが撃破されて(Iフィールドが崩れて)も、重水素が発火することによる「通常爆発」のみが生じるだけで済む。(無論、それでもスペースコロニーに穴を空けるに充分な規模の爆発となるため、市街戦等においてはジェネレーターを爆発させる事は原則ご法度である。)

しかしながら、宇宙世紀0110年頃から開発された、第二期モビルスーツ用の反応炉は、更なる小型化と引き換えに、この瞬間反応停止のメリットが消失してしまった

稼働時間

上記の通り、『エネルギーを直接電気として取り出す』ので、現実世界の発電施設のように、熱→スチーム(水蒸気)→タービン→電磁コイルという過程で生じるエネルギーロスが無く、しかも莫大な核融合エネルギーを1,000kW~5,000kW程度の出力となるよう微小量の反応で制御するため、一度Dと3Heを充填しておけば、(モビルスーツのジェネレーター程度なら)10年単位で稼働を継続できる。
ただし、当然ながら推進剤と空気(バイタル)が先に枯渇するため、やはりモビルスーツの運用には艦艇が欠かせない。

燃料の有害性

無い。
Dも3Heも、反応的に非常に安定な物質なため、それそのものは無害であり、特に希ガスである3Heは酸素共存下であっても着火すらしない。
Dは燃焼性を持っているが、基本的に水素と同じ性質なので、普通に扱う範囲では特に危険性は無い。
あくまでもこの二つを揃え、超高温・超圧力をかけた場合にのみ、核融合反応が生じるため、非常に安全な“燃料”と言える。

余談

機動戦士ガンダムSEED』の世界では、この「核融合反応炉」の開発に至らなかったため、モビルスーツの動力として通常はバッテリーを採用している。
なお、レーザーによってヘリウムを爆縮させる事で推進方向の反対面に作用反作用を生むレーザー核融合パルス推進は実用化されており、戦艦の推進器となっている。

関連項目

宇宙世紀 ミノフスキー粒子 Iフィールド
木星船団公社
モビルスーツ スペースコロニー

核融合 核融合炉
太陽

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