全機(きさまら)っ、射撃訓練じゃないぞ。動け! 動けっ!!
機体データ
型式番号 | RGM-89B |
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所属 | 地球連邦軍 |
開発 | アラハス |
生産形態 | 試作機 |
頭頂高 | 19.5m |
本体重量 | 22.9t |
全備重量 | 49.2t |
出力 | 2,350kW |
推力 | 83,600kg |
センサー有効半径 | 14,200m |
装甲材質 | ガンダリウム合金 |
固定武装 | ビーム・サーベル×2、ロケット弾×18(オプション)、他 |
携行武装 | ビーム・ライフル、ニードルショットパック、ミサイルガン、シールド、他 |
概要
型式番号RGM-89B。
漫画『ダブルフェイク アンダー・ザ・ガンダム』に登場。
サラミス改級巡洋艦を改造した開発情報収集艦「アラハス」所属のファクトリーチームが、ジェガンに百式の設計を取り入れてフレームから再設計した試作モビルスーツ(MS)。
百式の量産化を模索する過程で誕生した機体のひとつと言え、「改」とは銘を打っているものの実質的にはジェガンとは別物となっている。
装甲材にはガンダリウム合金が使用され、ベース機よりも高出力の新型ジェネレーターを搭載したこともあり、性能は大幅に向上している。
また、コックピットには実験的に新型のジャイロ・フレーム・シートが採用されており、これに伴って全天周囲モニターはオミットされている。
武装も、ニードルショットパックを装着できるビーム・ライフルや小型シールドと一体化されたミサイルガンなど、新機軸を盛り込んだものが用意されている。
さらに、バックパックは通常のジェガンと同系列のものから、ロケット弾ポッド2基を備えたオプション・バックパックに換装することも可能。
宇宙世紀0090年、「アラハス」がいわゆる「カラード事件」に巻き込まれる中で、タケシ・カザキ中尉をパイロットとして実戦に投入。反連邦テロ組織「カラード」および新生ネオ・ジオンとの数度の戦いを生き延び、健在のまま事件終結を迎えている。
なお、形式番号から「ジェガンB型」とも呼ぶことができると思われるが、同様の呼称が公式媒体で用いられたことはない。