概要
Ζガンダム3号機の改良型の1機。パイロットのコードネームは「グレイ・ウルフ」。
コードネームに倣い本機はグレイ・ゼータと名付けられ、当初は「グレイ・ウルフ」の依頼通り灰色のカラーリングが予定されていたが、耐ビームコーティング性能を高めるために現在の黄色のカラーリングになったという。そのため劇中では「イエロー・ゼータ」とも呼ばれている。「グレイ・ウルフ」自身はこの色があまり気に入っておらず、本人は「バスター・ゼータ」と呼称している。
コクピットはパイロットの特性に合わせ、全天周囲モニターでありながらザクなどの第1世代MSの仕様に忠実なパネル式分割モニター表示に設定されている。大火力を安定させるため換装されたテール・スタビライザーは翼状に開いた形となるため、従来のΖガンダムとは趣が異なっている。また、他の仕様のΖガンダム3号機同様オプションブースターを装備することもできる。
ゲミヌス迎撃作戦では、強大な火力にはおよばないと察し、ホワイト・ゼータにすべてを託し、特攻して体当たりし爆散する。実は一番不遇なZである。
パイロットは一年戦争を生き延びたジオンのエースパイロットとされている。