概要
ゲーム『機動戦士ガンダム バトルオペレーション Code Fairy』に登場する、ドム・トロピカルテストタイプ(漫画版ではトロピカルテストタイプのデータから作られた「MS-09D ドム熱帯仕様」)を元にした大規模改修機。
パイロットはミア・ブリンクマン技術少尉。
母体となったドムは乗機を失ったミアに手配されたものであり、受領後しばらくは通常のトロピカルテストタイプと同仕様のまま運用されていたが彼女が以前から温めていたアイディアを実現するべく彼女主導で改修され、自ら搭乗する。
北米戦線の特殊部隊ノイジー・フェアリー隊の機体として、大地の妖精ノームの女性名『ノーミーデス』の名を与えられた。
少数部隊においては相手がひるむような絶大な火力が必要と考えるミア本人のアイディアが元になっており、ノイジー・フェアリー隊が回収したヒルドルブの30cm砲の運用を目的としている。
機体積載量や武器の反動、鈍重な機動性などの諸問題、端的に言えば重力下ではドムであっても搭載できないという問題を検証した結果、ギャロップのホバー推進機をベースにした大型ユニットを背部に接続させて補い解決させた。
そのためかなり大型の機体となっている。
ドム本体そのものに大きな変更はないが、ノイジー・フェアリー隊の部隊カラーである白とすみれ色に塗り変えられている。
その設計思想や、シルエットは同じジオン系MSライノサラスやザメルと共通している。
大型ユニットには30cm砲が搭載されている他に各種武器も懸架可能であり、ジャイアント・バズや大型格闘武器ヒート・ハルバード、後にドラッツェが運用した大型ガトリング砲などを現地の状況に合わせ任意に装備した超重装MSとなっている。
これらの武装により火力だけなら陸上戦艦相手にも脅威となる機体となった。
ただし、さすがに足が遅くなっており僚機との連携が前提となる機体でもある。
なお、ミアは眼鏡を使用しているが本機搭乗時はスコープの邪魔になるとしてコンタクトにしている。
ゲーム『機動戦士ガンダム バトルオペレーション2』にも登場する。