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RX-93ff

あーるえっくすきゅうさんえふえふ

ららぽーと福岡に設置された等身大ガンダムに設定された形式番号、もしくは映画『機動戦士ガンダム逆襲のシャア』に登場するMS νガンダムの装備プランの一つ。 実物大ν(ニュー)ガンダム立像 壁面演出特別映像では本機が登場。
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スペック編集

高さ(最高部)24.8m、(頭頂部)20.5m
重さ80t(基礎梁除く)
敷地面積約167.3㎡(直径14.6m)※立像周囲の円形敷地面積
材質構造:鉄骨造 仕上げ:FRP
稼働箇所右肩部(右腕ごと)、頭部
設置場所福岡市博多区那珂六丁目351番地(三井ショッピングパーク ららぽーと福岡)

概要編集

三井ショッピングパーク ららぽーと福岡に設置される「実物大νガンダム」、通常盤とは違い、トリコロールカラーになっており、新たにロングレンジ・フィン・ファンネルという新装備を備え付けており、それに伴い各種世界観設定も用意された。


なお、トリコロールのマーキングには原作映画富野由悠季監督が監修に参加している。


設定編集

νガンダムのロールアウトの前倒しによって間に合わなかった兵装プランのひとつ。

フィン・ファンネルの火力不足を指摘され、アナハイム社が提案。ハイパー・メガ・バズーカ・ランチャーをフィン・ファンネルに組み込んだ兵装「ロングレンジ・フィン・ファンネル」を持つ。これは全長の延伸によってジェネレーターを2基搭載、さらに本体の改造・変更によって本体のジェネレーターと直結することも可能な高火力オールレンジ兵装となっている。


のちに、ラー・カイラムに残されていた実機データをもとにサイドFでRX-93ffとして復元される。


実物大ν(ニュー)ガンダム立像 壁面演出特別映像編集

ららぽーと福岡の立像前では本機体が第二次ネオ・ジオン抗争に参戦していた世界線、という趣の映像作品がプロジェクションマッピングで公開されている。


兵装編集

細かい説明はνガンダムを参照。


武装編集

頭部バルカン砲編集

連邦系MS伝統の頭部搭載機関砲。口径は資料によって異なり、60mmと90mmの説がある。

先行PV未使用。


ビーム・ライフル編集

アナハイム社で独自開発された大容量高圧縮の新型試作エネルギーCAPを装備した新型ビームライフル。原作映画ではビームの塊のような描写であったがPVでは細長いレーザーのようなビーム体を発射する。

ギラ・ドーガを一瞬で撃ち抜く威力は健在。


ロングレンジ・フィン・ファンネル編集

ロングレンジフィンファンネルで勝てるさ

前述の超大型のサイコミュ兵装。

メガ・バズーカ・ランチャーにも引けを取らない高出力のビームを背負ったまま発射可能。切り離して"空飛ぶ大火力砲台"として随伴させる事も可能と考えられる。

RX-93ff

さらに右腕にマウントして超大型ビームサーベルを展開する機能を持っており、サザビーと鍔迫り合いを繰り広げている。遠隔操作での装備が可能と考えられ、腕部で取らないといけないという弱点を持つビームサーベルの弱点を補っている。どちらも合わせて二刀流も理論上可能と考えられる。

その際は柄部分となるフィンファンネル基部でも鍔迫り合いが可能であり、その部分もIフィールドで覆っている(元々どのビーム砲もIフィールドで銃身を形成している)と考えられる。


装備個所は通常のフィン・ファンネルと同じなので、DFF仕様と同じ要領で2基装備したり通常のフィン・ファンネルと併せて装備したりする事も理論的には可能と思われる(プラモデルで再現可能)。


ニュー・ハイパーバズーカ編集

ゲームなどの媒体によっては背部にマウントし装備しているが、先行PVでは搭載していない。


シールド編集

裏面にビーム・キャノン1門とミサイル4発を搭載している。

先行PV未使用。


ビーム・サーベル編集

バックパック右側にメイン・サーベルと、左腕のシールドラッチにサブを1本ずつ装備している。

メイン、サブ共に、非使用時は自動的にビーム刃が最小限となる、アイドリング・リミッター機能が搭載されている。


先行PVでは通常左腕が届かず装備できない右背部メインサーベルを、切り離してロール旋回する事でキャッチし、その勢いでギラ・ドーガを切り伏せている。


補助兵装編集

ダミーバルーン発射機やトリモチ・ランチャーを装備。

先行PV未使用。


考察編集

改修元であるνガンダムが宇宙世紀0090年代に開発されたにしては火力が高くない(これはνガンダムに求められた役割が要因である)事で「第四世代MSが蠢く中で第二世代MSが出てる」と言われる事が多々あった。

しかし、RX-93ffはロングレンジフィンファンネルの搭載により「ジェネレータ直結大火力兵装の搭載」と「サイコミュまたは準サイコミュの搭載」を満たし、名実共に第四世代MSとなっていると考えられる。(ロングレンジフィンファンネルがジェネレータ直結したりしなかったりできるかなり特殊な兵装である為、賛否は分かれる。)

もっともそもそもνガンダムもサイコフレーム(サイコフレームはサイコミュを高密度にしたに過ぎない)の搭載により準第四世代MSの要件を満たしている。


前述の通りνガンダムは高火力兵装の不足が指摘されており、同じくνガンダムバリエーションのHi-νガンダムはハイメガバズーカランチャーの携行が検討されていたが、敵味方入り乱れるアクシズ戦においては完璧にデットウェイトとなる事が懸念されていた。

しかしロングレンジフィンファンネルはハイメガバズーカランチャーそのものが回避行動を取れればその心配が無くなるという逆転の発想でその懸念点を払拭していると考えられる。

そもそもνガンダムのフィンファンネルが巨大化しているのは隠密性や投射面積の拡大をアムロの技量でカバーし火力を得ているという設計思想だが、通常デットウェイトとなる大火力兵装もそのような運用を行う事で近距離での戦闘能力低下を起こす事無く継続戦闘を行うことを目指したと考えられる。

それが功を奏したのか先行PVだけでも、背部マウントで射撃戦→ファンネルをパージし格闘でギラドーガを撃破→ロングレンジフィンファンネル再装備→サザビー戦という流れを作れている。


サザビーは近距離兵装については通常のサーベルや少し強力なビームトマホークと基本的な構成であり、これをロングレンジフィンファンネルの巨大ビームサーベルで圧倒するという計画もあったと考えられる。つまりRX-93ffは史実のアクシズ戦やサザビーに対して完全にメタを張るような構成となっているのである。


…まぁ、それに対抗するようにサザビーも新兵装を引っ提げて来たが。 → ダブル・ホーン・ファンネル





というように、ただの立像の支えだけでは終わらせない濃密な検討の元デザインされていそうな事が判る。



ゲーム作品での活躍編集

EXTREME VS.シリーズ編集

クロスブーストの時代に行われた、全国大会プレイヤーに勝負を挑める配信企画『GGGP オンラインチャレンジマッチ』(外部リンク参照)の中でコラボ登場が告知され、2022年7月1日のアップデートにて、通常のνガンダムと同じく3000コスト機体として参戦する事が発表された。それゆえ原作枠は『THE LIFE-SIZEDνGANDAM STATUE』となっている。

PVで見せたロングレンジ・フィン・ファンネルを近接武器として使った巨大サーベルやそれをブーメランのように投擲、緑色のオーラを放つプレッシャーと言った近接武装を持った万能機となっている。

また、格闘CSでダミーバルーンを展開、格闘前派生でトリモチ攻撃と通常νガンダムの武装も使用する。


特殊格闘はレバーの有無でロングレンジ・フィン・ファンネルの巨大サーベル振り回しアクションが3種、それに加えプレッシャーと近距離択が優秀で迂闊に間合いに入ると返り討ちにされかねない。おかげで待ち戦法をさせたら凄まじく強い。反面、自身から攻め込む状況は本職格闘機らほど得意ではないと言う難点を持つ。

特に巨大サーベル振り回しは当たり判定も大きく近距離の押し付け武装としては強力。補正値が悪すぎる為にこればっかりに頼るとダメージレース負けしやすいという欠点もあるが、他にも射撃武装も充実した高スペック機体故に最上位コスト帯使用率一強になりかけてしまい、下方修正を受けてしまう。しかし全国大会が近い時期故に射程を短くされるというマイルドな下方であり、以前と治らず、やむえず予選の時期に再び下方修正が入ることになる(さすがにタイミングがタイミング故に今回の下方修正後に公式から表明ツイートを投稿している)。

流石に強すぎたのか続編では特殊格闘に弾数が設けられた。


覚醒技は2種。一つはロングレンジ・フィン・ファンネルで巨大サーベルを展開せて縦に振り落とす。

もう一種はロングレンジ・フィン・ファンネルを構えての長距離狙撃。こちらは撃つ時だけセブンソード同様に射程が無限になる。


機動戦士ガンダムバトルオペレーション2編集

2023/6/29に実装。最高コストである700コストの強襲機。

元のνガンダムと違ってフィンファンネル・バリアは使用不可になったものの、ロング・レンジ・フィンファンネルにより火力重視な機体になっている。

これにより最大で大よろけ+即よろけ2種持ちという手数の多さを有する。これは同じ700コストで支援機のクシャトリヤ並みで強襲機としては異例である。ファンネルの収束射撃を使わない場合は手数の多さにより最初に使った兵装のクールタイムが明け、半永久的に攻撃が可能である。さらにかなりの移動モーションと当たり判定を伴ったチャージ格闘を有しており、単機での戦闘能力の高さは圧倒的である。

ただし防御性能はまずまずなので、火力に甘んじて軽率に突っ込むと射撃で溶かされて死ぬという欠点がある。


ちなみにRX-93ffのチャージ格闘は重量感溢れるバトオペ2の中ではかなり軽快なモーションだが、他兵装使用時は背部にマウントされるというゲームの仕様上その軽快な動きをロングレンジフィンファンネルを装備したまま行う。

ちなみにロングレンジフィンファンネルはファンネル兵装としての挙動も通常のファンネルと同じなので24mの構造物が地上でビュンビュン飛び回る絵面となる。

尚、バトオペ2では既にフェネクスムーンガンダムが巨大構造物をビュンビュン飛ばしているので珍しい事でも無いと思われる。


史実のνガンダムより完成度が高いというのを反映したのか、メイン兵装のバズーカ装備時はメイン兵装高速移動射撃が可能である。これにより壁裏に隠れてるような敵に対して一方的に起点を作る事が可能であり、その戦闘能力も相まって文句が出まくっている。


カウンターアタックはビームサーベルによる切り捨て。

HPが50%以下の場合は先行PV最後に見せた腕部にマウントしたロングレンジフィンファンネルの巨大ビームサーベルで叩き斬る特殊モーションとなる。


機動戦士ガンダムUCエンゲージ編集

2022/4/30に実装。青属性遠距離狙撃タイプのUR機体。高火力高命中のアタッカーで全体回復スキルも持つ。3種射撃兵装の上に射程遠の照射攻撃を持っており、通常戦闘開始から射程に入るまでの間数秒も先制で攻撃出来る。

ただし耐久性能はまずまずで、近接攻撃を喰らうとロングレンジフィンファンネルの照射攻撃も途切れてしまう事から盾役との連携は必須。


カットシーン攻撃のEXスキルは先行PVで見せた背部マウントのロングレンジフィンファンネルを展開し収束射撃。


ガンダムブレイカーシリーズ編集

ガンダムブレイカーモバイルより初登場。バックパックのパーツを付けることでロングレンジフィンファンネルを使用できるようになる。


ガンダムブレイカー4にも続投。据え置き機のシリーズではこれが初参戦。通常の敵機体としても登場するが、この機体が特に注目されたのが、とあるステージに登場するPGボスとしての登場。

この機体と戦えるステージはなんと、現実で立像が飾られているららぽーと福岡の広場であり、ちゃんと立像もある。

では、PGのボスはどこかと言うと、ステージに最初から置かれている福岡νガンダム立像がそのまま動き出す。「コイツ…動くぞ!」と度肝を抜いたプレイヤーも多いのではないだろうか。ロングレンジフィンファンネルによる照射レーザーは脅威となるため素早く避けるべし。

因みにHGがないためこの機体のみRG。そのため素の状態のクオリティが他より高い


立体物編集

限定ガンプラという形で、RGやBB戦士、ENTRY GRADEが発売されている。

RGは通常版と肩装甲の可動が異なる。


フィギュアではアクションフィギュア「超合金 RX-93ff νガンダム」(2022年8月発売)や、ROBOT魂(2022年12月発送予定)などが存在する。


余談編集

  • 通常のνガンダムと区別するために福岡νもしくは福νと呼ばれている
  • 「通常のνガンダムのままだと建築基準法に引っかかるからデザイン変更したのでは?その際に武装に見立てた支えとなるパーツが必要になったのでは?」と考察されている。特に、立像は腕を上げるようなポーズを取る事ができ、そのためにロングレンジフィンファンネルがデザインされたとも言われている。
    • 尤も、通常装備のフィン・ファンネルでは老朽化によって接続部が腐食し、特に地震等の災害が発生した際に破損すれば脱落するし、そこに人が密集していると少なからず死傷者が出るのは確実であるので、必然的なデザイン変更であったのだろう。
    • 特に立像のすぐ北側は公道で、フィンファンネルが脱落しようものならここを走行している車両に衝突する可能性があった。

  • 完成後、正式公開までの間カメラ等に汚れ防止のカバーがされていたが、この際に逆襲のシャア序盤を再現するようにカバーがされ、本来は不要な装甲のつなぎ目等にもテープが貼られていた。
    • GUNDAM SIDE-Fとガンダムベース福岡の両方で買う事でロールアウト前を再現する特製マーキングシールをプレゼントするキャンペーンが行われた。

関連タグ編集

福岡 博多 νガンダム トリコロール

お台場ガンダム RX-78F00

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