概要
型式番号MSA-007T。
雑誌企画『ガンダム・センチネル』に登場。
肩部をムーバブルフレーム接続のオプション・バインダーに換装した高機動タイプ。MS戦隊指揮官が隊員に訓練を施すために用いる機体(=トレーナー)であり、ジム・トレーナーのような操縦訓練用の機体ではない。バインダーはバックパックと同型の推進器と、その推進剤(プロペラント)タンクを兼ねたもので、AMBAC姿勢制御にも活用される(なお、バインダーに干渉しないように、肩部アーマーは小型のものが新造されている)。
行動時間を多少犠牲にはしているものの、バインダーのAMBACを活用した180度反転動作時間は従来機の半分以下に短縮されるなど機動力は大幅に上昇し、推力倍加により瞬間加速も大きいため、アグレッサー機として要求以上の性能となり、MS部隊の練度向上に大きく貢献した。
追加装備として頭部にバルカン砲が内蔵されている他、模擬戦用のマーカー・ペレットガンを携行する場合もある。機体色は赤色に近い蛍光オレンジとウォーム・グレー(実在の戦闘機、F-18ホーネット試作6号機をイメージしている)。