概要
Blu-ray BOX「機動戦士ガンダムUC Blu-ray BOX Complete Edition」初回限定生産版の特典ガンプラとして公表されたフルアーマーユニコーンガンダムの別プラン。
ガンダムベース東京で上映された限定映像『機動戦士ガンダムUC ペルフェクティビリティ』では実際に映像化もされている。
ペルフェクティビリティは「Perfectibility」と書き「完全」という意味である。
その名の通り、ユニコーンガンダムにバンシィ、フェネクスのパーツを載せた全部載せユニコーンである。
武装・機能
N-TD
La+プログラム
インテンション・オートマチック・システム
シールド、Iフィールド
60mmバルカン砲
Iフィールド
ビーム・サーベル、ビーム・トンファー
ベースとなったユニコーンガンダムの装備ゆえに割愛。
詳しくはこちらの記事を参照。
アームド・アーマーDE
増加サイコフレーム兵装の一つで、アームド・アーマーの中で最も初期に造られた。DEは「Defense-Extension」の略称。背部に2基、シールドの上から被せる形で装着されており、その機能を拡張する事に主眼が置かれている。また、下部にテール状の姿勢制御用スタビライザーが追加されている。
展開式スラスターとメガ・キャノンを内蔵しており、前者は機体の機動力を強化する。特に背部に装着する事によって可変モビルスーツに匹敵する推力が得られるとされる。後者は広範囲への攻撃を可能とする他、ビーム・マグナムの扱い辛さをカバーする事が可能である。
アームド・アーマーBS
増加サイコフレーム兵装の一つでBSは「Beam-Smartgun」の略称。射撃武装で、ビーム発射時にはフィンの形状をしたビーム偏向器が展開される。ビーム・マグナムと比べると一発ごとの威力は劣るが、それでも通常のビーム・ライフル等よりは遥かに威力は高い。まるでうねるようにビームが発射される為、非常に弾道を予測しづらく、回避されにくい。サイコフレーム同士の共鳴性に着眼した技術者が試験的に開発したもので、サイコミュによって内蔵型センサーユニットから得た空間データをパイロットへ伝達し、それによって得られる感応波をビーム偏向器と連動させて精度の高い「予測照準」を行う。展開前でもセンサーから得られたデータを随時伝達して索敵能力を高めている。ちなみにユニコーンモード時でも全機能を使う事が出来る。
アームド・アーマーVN
増加サイコフレーム兵装の一つ。VNは「Vibro-Nail」の略称。パイロットの感応波を受信した際に起こるサイコフレームの強靭性を利用した格闘武装で、デストロイモード時にはクロー状に展開される。対象を捕らえた後で超振動によって破砕する仕組みだが、展開前でも質量兵器として使用可能で、高い攻撃力を有している。これを受ければ、例えユニコーンガンダムでも一溜まりも無いという。また、耐ビームコーティング処理が施されており、シールドとしての機能も持っている。こちらもユニコーンモード時に全機能を使う事が可能。
アームド・アーマーXC
増加サイコフレーム兵装の一つで、背部に装着されている。XCは「Xeno-Connect」の略称。こちらは複数あるアームド・アーマーの中でも後期に造られ、以前に存在していたとある忌むべき技術との関連性が少なくないとされる。サイコミュシステムと搭乗しているパイロットの親和性の向上及びジェネレーター出力のアップ、頭部アンテナの機能の拡張に効力を発揮する。特にNT-Dシステムとの連動でその本領が発揮できるようになり、パイロットと常にリンクしつつ感応波の送受信能力を大幅に高める事で強化人間でない人でもデストロイモードへの「変身」が行えるよう条件緩和している。
関連機体
ユニコーンガンダム ペルフェクティビリティ・ディバイン
戦術向上仕様機として、フルアーマーユニコーンガンダムの重火器と長距離能力が追加されている。言わばフルアーマー・ペルフェクティビリティ。
なんとROBOT魂でオリジナル設定機体として発表、武装を切り替えてペルフェクティビリティ形態にすることも可能。
余談
元ネタはデータカードダスガンダムトライエイジに登場するゲームオリジナル機体「フルアーマーユニコーンガンダムプランB」。あちらと違い、フェネクス関連のパーツが機動戦士機動戦士ガンダムNT版となっている。