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概要編集

現在までに全5作品が制作されている。

平成初期のテレビアニメシリーズの放送時に3作目までが制作され劇場公開されたが、映像のアスペクト比が標準的な劇場映画のビスタサイズ(一般的なシネマスクリーン用のサイズ)である【1.85:1】ではなく、当時のテレビ画面サイズである【4:3】だったり、1作目『愛と宿命のマグナム』の映像ソフト(当時はビデオテープレーザーディスク)が劇場公開から僅か1ヶ月足らずで発売が行われたうえに、2作目『ベイシティウォーズ』と3作目『百万ドルの陰謀』はどちらも尺が1時間足らず(約45分)の短編映画となっており、これをまとめて2作連続で公開する同時上映(ダブルリリース)方式を取っている。

上述した内容に加えて、2作目と3作目の映像ソフトのジャケットには「オリジナル・スペシャル」だと表記されていることから、月刊アニメージュ等の一部アニメ雑誌の特集記事では「劇場公開もされたOVA作品」だとして扱われていたが、本記事では「劇場用アニメーション映画作品」として記述する。

なお、劇中での時系列は『ベイシティウォーズ』の後日談が『百万ドルの陰謀』という形になっている。

また、TVアニメシリーズの主題歌とサウンドトラックの発売はEPIC/SONY RECORDSが担当していたが、劇場版シリーズの3作目まではビクター音楽産業が主題歌とサウンドトラックを担当した。


上記の3作品以降は(『シティーハンター』のアニメシリーズ自体が一時終了したため)2019年TVアニメ放送当時の設定と、主人公冴羽獠メインヒロイン槇村香をはじめとしたレギュラー登場人物達を担当する声優陣をそのままに復活するまで、劇場版アニメの制作は29年もの長期間に渡り途絶えていた。

これは『シティーハンター』のアニメ版全体として見ても、1990年代後半に作画クオリティの高いテレビスペシャル版が3作品制作されて延命していたとはいえ、それすらも1999年で完全に途絶えてから丁度20年ぶりの復活という快挙であった。


2019年以降の展開編集

基本的にはテレビアニメシリーズの放送時であった1987年1991年昭和末期から平成初期)までの設定を引き継いでいるが、物語は令和時代の新宿が舞台となり、人々はスマートフォン等の最新鋭の技術を使っている。

それに伴い、依頼者が『シティーハンター』を呼び出す暗号であるXYZを書き込んでいた新宿駅東口の伝言板も既に需要が無くなった為に撤去されており、代わりにスマホ内のアプリに伝言板があった場所でXYZを書き込む形となっている(ただし、後述する4作目のエピローグで伝言板は復活することになる)。


冴羽獠槇村香が住む『冴羽アパート』の外観は、1999年放送のテレビスペシャルまではアニメ版独自の外壁が煉瓦造りでクラシックなイメージの建築物であり、アパートの周囲は寂れた空き地の様な設定になっていたが、2019年公開の4作目『新宿PRIVATE EYES』からは原作漫画版と同様の、周囲の建築物に溶け込んだ普通の外観のビルディングに変更されている。


また、獠の恩師である教授、育ての親である海原神といった、これまでのアニメ版には一切登場せず存在すら言及されていなかった原作漫画版における主要キャラ達が満を持しての初登場となった他、2023年公開の5作目『天使の涙(エンジェルダスト)』からは、これまで諸事情によりアニメ版『シティーハンター』では全く触れていなかった作中の鍵となる麻薬『エンジェルダスト』と黒幕となる麻薬密売組織『ユニオン・テオーペ』の存在が描かれる様になった(ただし、全年齢対象アニメとしての表現上の理由から麻薬は「ナノマシンによる人体強化テクノロジー」に、麻薬密売組織は「世界的な犯罪シンジケート」に変更されている)。


更に美樹海坊主の2人が経営する『喫茶キャッツアイ』は、原作者が同じ北条司の作品である『キャッツ♡アイ』からスピンオフした来生三姉妹大家であるという独自の設定が追加され、メインキャラクターとして物語に関わる。


また、他作品の存在が作中で実際に描かれたり、ルパン三世次元大介がゲスト出演する等、コラボレーションにも積極的である。


作品一覧編集

  1. 愛と宿命のマグナム(公開日∶1989年6月17日
  2. ベイシティウォーズ(公開日∶1990年8月25日
  3. 百万ドルの陰謀(公開日∶1990年8月25日
  4. 新宿PRIVATE EYES(公開日∶2019年2月8日
  5. 天使の涙 (エンジェルダスト)(公開日∶2023年9月8日

関連タグ編集

シティーハンター

北条司

株式会社サンライズ

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