曖昧さ回避
- かつて鉄道の駅に普及していた板。待ち合わせ等の相手への伝言を記載するための掲示板。本項にて記載
- SNSサイト等に用いられる機能。自身のページに設置された書き込み用のページに、他のユーザーが書き込みを残せる。
- 災害用伝言板。ケータイ等の端末を介して、被災者の安否確認を行える。
- Wiiの機能の一つ。Wii伝言板。
概要
伝言板の歴史は1900年代に北越鉄道の4つの駅に伝言標という名称で設置され始めたのが始まりと言われている。
待ち合わせや書き置きなどの連絡手段として民間で活用されていたが、1996年頃よりいたずら書きが多発し、さらに追い打ちをかけるように携帯電話が世に普及していった事により、多くの駅から姿を消していった。
2000年代に入った現在は、極一部の駅にひっそりとその姿を残している。
漫画『シティーハンター』では「新宿駅東口の伝言板にXYZと書き込むことで冴羽獠に依頼ができる」という設定で登場したことで有名。しかし、2019年の『劇場版シティーハンター 新宿プライベート・アイズ』では舞台を2019年と設定したが、既に新宿駅からは伝言板が無くなって久しいため代わりに「新宿駅東口の伝言板があった場所でスマホアプリを起動し、スマホに表示される伝言板にXYZと書き込むと冴羽にコンタクトを取ることができる」という時代に合わせた方法になっていた。映画のプロモーションの一環として伝言板が復活したが、こちらは書き込めない。