概要
第2次ネオ・ジオン抗争後に、計画凍結を破り就役を果たしたドゴス・ギア級大型戦艦・2番艦。艦長はマセキ・ダンバエフ大佐、NTでは、引き続きマセキ・ダンバエフ大佐が登場しモリ隊司令(名称及び階級不明)が特別混成艦隊の指揮官となる。
宇宙世紀100年のジオン共和国自治権返還を目前に、地球軌道艦隊の再編が行われる中、同艦隊の旗艦として開発された宇宙戦艦である。
ティターンズの運用装備が連邦の負の遺産として忌み嫌われる風潮が強かった当時の連邦軍に於いて、ティターンズの開発したドゴス・ギアに白羽の矢が立ったのは、地球連邦軍の象徴性と威信を世にしらしめるパフォーマンス的な意味合いが強かった。艦名に一年戦争の英傑レビル将軍の名を冠するのも、そういった一面が見受けられる。
本艦は、1番艦であるドゴス・ギアに比べると大幅な設計変更が行われ、全長なども含めかなり大型化している。その全長は630m、最大幅も200m以上に及ぶ桁外れの威容で、連邦宇宙軍史上最大級の戦艦に数えられ、モビルスーツ4個大隊規模の戦力を運用可能であった。
特別混成艦隊のMS数は、ゼネラル・レビル隊48機(ジェガンA2型とリゼルC型)とクラップ隊6機(おそらくジェガンA2型)の合計で54機(漫画版では、ゼネラル・レビルの同タイプのドゴス・ギア隊を含めて102機で30話では、リゼルC型が複数確認されたが31話でのリゼルC型の登場は、グルトップ所属のエリクが乗っていた専用のギラ・ズールに乗った白の三ツ星のビアギッテに撃墜されたフォックストロット隊の隊長の乗る1機しか確認されていない)でⅡネオ・ジオングに挑んだ(漫画版では、グルトップ隊のギラ・ズール5機を撃墜している)が3機のジェガンA2型を残し壊滅したがフェネクスに導かれ残った3機のジェガンA2型(漫画版では、4機となっている)もⅡネオ・ジオングのファンネルビットにコントロールを奪われ大破し)完全に全滅した。
機動戦士ガンダムNTでは、Ⅱネオ・ジオングを迎撃する特別混成艦隊の旗艦として登場し、クラップ級1隻の部隊とモビルスーツ4個大隊規模が3機のジェガンA2型を残しⅡネオ・ジオングに全滅されるもグルトップをヘリウム3のガスタンクの爆発で撃沈したがⅡネオ・ジオングが放ったヘリウム3のガスタンクの臨界爆発でクラップと共に轟沈した。
漫画版ガンダムNTでは、特別混成艦隊の中にゼネラル・レビルの同タイプのドゴス・ギア級が登場しており(漫画版NTの7巻の161ページと8巻の80ページと120ページで確認できる)こちらもⅡネオ・ジオングの攻撃で轟沈した。
余談
ガンダムUC以前のPCゲーム『SDガンダムウォーズ』にレビルと言う名前の陸上戦艦が登場する。