概要
ヤキン・ドゥーエと並び、プラントの防衛ラインを構成するザフトの宇宙要塞。
ボアズとは、ソロモン神殿にある一対の柱の左側の柱の名称であり、「力」という意味を持つ。
元々は東アジア共和国がL4宙域に所有する資源採掘用小惑星「新星」であったが、新星攻防戦において、ザフトに侵攻を受け降伏放棄された。以後、施設はザフトの防衛用軍事衛星として改装を受けながらL5に移送された。
C.E.71年9月23日のボアズ攻略戦において、地球連合軍のピースメーカー隊によるMk5核弾頭ミサイル搭載部隊の総攻撃を受け破壊された。後日談エピソード「星のはざまで」では、破壊されたボアズの本体とザフト製の兵器残骸が大量に漂っている姿が確認できる。
戦後はそのまま放棄されていたところをクライン派が回収。非常事態に備えて整備が行われ、秘密拠点として使われている。また、ここにZGMF-1027M デュエルブリッツおよびZGMF-103HD ライトニングバスターが開発・秘匿されており、C.E.75年に発生したハリ・ジャガンナート率いるザフトのデスティニープラン賛成派によるクーデターに対しこの2機が実戦投入された。