ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

目次 [非表示]

概要編集

正式名称は、75mm対空自動バルカン砲塔システム「イーゲルシュテルン」。

名称は独語の「ハリネズミの陣」に由来し、劇中で「VULCAN GUN "Igelstellung"」と表示されている。


元々は、地球連合軍オーブ国防軍などの地球国家で運用される宇宙艦艇のCIWS(対空防御機関砲)や設置型トーチカなどに使用されている普遍的なモデルだったが、地球連合軍(モルゲンレーテ社も協力)が開発した初期GAT-Xシリーズ用のCIWS(近接防御機関砲)としてモディファイされたものが採用されたことを切っ掛けとしてモビルスーツ(MS)やモビルアーマー(MA)のCIWSとして広く採用されていくことになる。

デュエルガンダムアサルトシュラウドあんなに一緒だったのに


主にミサイルに対して弾幕を形成して迎撃を行う。艦艇用は自動で起動する仕様となっている。武装としては標準だが、75mmという口径の大きさに比してザフトの主力量産MSが持つ重厚な装甲(非フェイズシフト装甲)を貫通出来ず有効打とするのは極めて難しい(そもそもザフトの主力量産機は重装甲故に他国の主力量産機を比較して10t以上重くなっている)。加えて、実弾を無効化するフェイズシフト装甲の存在もあり、MS同士の戦闘ではメインカメラを狙った射撃の他、接近戦で至近距離に入りこまれた際に弾幕を形成して牽制に用いるなど、用途は限定されている。なお、ディンのように単独飛行のために装甲を薄くして軽量化を図っている空戦用MSであれば撃墜可能な火力は有している。

また、元が艦艇用のCIWSをMSの頭部に搭載している関係からか、携行可能な装弾数が少なく弾切れを起こしやすい。

MS用のCIWSとして小口径の後継モデルであるイーゲルシュテルンⅡやトーデスシュレッケンが開発された事で、こちらは大型MAと艦艇の装備へ割り振られている。


主な採用例編集

MS編集




MA


艦艇


後継モデル編集

40mm口径近接自動防御機関砲「イーゲルシュテルンⅡ」編集

イーゲルシュテルンの小口径モデル。

制御ソフトウェアも改良され、火器管制システムの自律制御による完全自動運用となり、パイロットの手を煩わせることなく接近する脅威対象に対する自動制圧射撃が可能となっている。

C.E.71年後期には開発され、当時の地球連合軍の主力量産機であるGAT-01A1 ダガー(105ダガー)に初採用された。しかし、殆ど間を置かずより小型なトーデスシュレッケン(後述)が開発されたため以降の採用例は殆どない。


主な採用例


M2M5 トーデスシュレッケン12.5mm自動近接防御火器編集

C.E.73年代の地球連合軍のMSに採用されている小口径モデル。口径は6分の1だが、設計の見直しや弾頭の改良により威力の低下は2分の1で抑えており、総火力そのものは向上している。

詳細は該当記事を参照。


余談編集

  • 劇中の表記が「Igelstellung」とあり、「ハリネズミの陣」に由来する。
    • 「ハリネズミの星(Igelstern)」では無い。

関連タグ編集

機動戦士ガンダムSEED

トーデスシュレッケン

バルカン ガトリングガン

関連記事

親記事

地球連合軍(ガンダムSEED) ちきゅうれんごうぐん

子記事

兄弟記事

コメント

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました

見出し単位で編集できるようになりました